傾斜30度の架台

(カテゴリ: 太陽光発電の施工)


現在、傾斜30度の架台を施工しています。

パネルは国内メーカー、架台は中国製。

架台の傾斜角度にはいろいろ諸説があります。

教科書通りだと30度がいいとされてます。

前面

裏面

傾斜がきついと当然架台の後ろ側は高くなります。

それに、架台間距離が長くなり、敷地に

余裕がない場合はオススメできません。

今回の敷地の形が特殊な為、20度と30度を迷いましたが、

30度を採用しました。

ちなみにh傾斜角度10度と20度の発電量の差は約5%。

敷地いっぱいに設置できるのは、架台間距離の短い10度ですので、

単純比較5%を犠牲にしてでも、パネルがたくさん置ける

10度を選択します。

但し、面白いデーターがあります。

隣町小野市でNEDOの補助金を

利用して、池の上にフロート式の太陽光が設置されています。

傾斜は10度と20度の2通りあり、

実は10度の方が、発電量がいいと言うことです。

理由は夏場の西日が長時間入り、

総発電量は、10度の方がいいということでした。

真南に設置できるなら10度がいいのかもしれませんが、

50kwほどの太陽光の敷地は、結構寸法が限られていることが多く、

今のところうちは20度採用が多いです。

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