太陽光を住宅に設置するにあたり、
まず、容量が10kw以上か未満かで契約が異なります。
今回は10kw未満のお話。
10kw未満ですと、売電の契約は、余剰電力契約になります。
余剰電力契約とは、太陽光が作った電気で
住宅の電気として使い、あまった電気を売るという契約です。
売電単価は税込36円。
たとえば、100作った電気で、自宅で使う分が20だとすると、
残り80を電力会社が買ってくれます。
最近では、どうしても売電契約単価に目がいってしますのですが、
もう一つ重要なことがあります。
それは、自宅の電気の契約種類。
太陽光には一番ぴったりなのは、オール電化の契約と
あわせるのが、一番理想です。
関西電力でいうなら、はぴeプランと言う契約。
平日昼間の電気料金は高いのです、
朝の7時から10時は25.29円。
10時から17時は33.51円。
17時から23時は11.07円。
ここからさらに10%引きになります。
休日は一番高い33.51円が25.29円になります。
非オール電化住宅はどの時間でも27.27円。
比べると自宅にいない人向けのプランのように思えます。
ただし、この一番高い時間帯を太陽光でまかなえば、
高い料金はなくなり、さらに売電収入が発生し、
夜の安い時間帯だけ、電気を買う。
光熱費は一生のローンですから、
このローンがほとんど0円なら理想的でよね。
ちなみに、ガス会社さんが、エネファームが
どうのこのうと宣伝されてますが、
エネファームやエコウィルを設置し、
さらに太陽光と併設すると、売電の単価は下がった金額での
契約となります。
そこを、まったく言ってません。
それで、愛称ぴったり?
ただし、残念なお知らせが、
オール電化契約のはぴeプランの新たな契約は、
平成27年3月31日で、新しく契約する事ができなくなります。
じゃー、それ以降はと言いますと、
最後の10%割引がない契約となります。
一生10%割引したいなら、
それまでに契約されることをお勧めします。
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