インターソーラーを見学した次の日、
フライングベルグにあるソーラーワールド工場を見学してきました。
見学は昨年11月に続き2回目。
今回は、日帰りということで、
前回は3工場と1研究機関でしたが、
2工場と1研究機関となりました。
場所はミュンヘンから飛行機で約1時間飛び。
ドレスデン空港に降り立ちます。
ここから車で約1時間。
前回は飛ばし屋のタクシーだったのですが、
今回はバス移動です。
着いた先は、セル工場。
この工場で、原材料のシリコンから加工し、
セルまでを作る工場です。
警備は厳戒。いきなり行っても当然入れてもらえません。
工場内は撮影禁止ですので、
画像はありませんが、
シリコンからセルまでできる工程の、
ほとんどが人がタッチしていない最先端工場です。
ちなみに、パネル全体の98%がオートメーション化され、
世界最高峰とよばれる品質を維持しています。
よく、中国メーカーはどこどこ製の機械で、
パネルを作っているとかいいますが、
結局は他国機械を買って、製造しています。
ソーラーワールド社は、機械自体を
自分達で設計する技術があり、
それをフルに利用し、パネルを作っています。
製作機械を上手に改良することもでき、
製作機械メーカーもびっくりでしょう。
ソーラーワールド社は、現在世界で8位の生産高。
このフライングベルグに工場が集中し、もっとも大きく、
他にアメリカにあります。
そして、今回1000億円で買収が完了した
アルンシュタッド市にあるボッシュのソーラー部門の工場。
(未稼働)
その他、もう1つ工場をドイツ国外に建設を予定しているようです。
生産高は1年で30MWあるそうですが、工場が拡大すれば、
さらに生産能力があがりますね。
ソーラーワールドの一番の特長は品質の良さ、
他社に比べると性能試験の基準の高さにあります。
今回もその機関を見学することができました。
それは、後日またご報告します。
この工場のあとにパネル工場に移動するのですが、
そのご報告は明日にします。
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