借金大好きhamasakiさんの太陽光・融資・会計研究ブログ太陽光パネルの雪対策　雪下ろしはどうすればいい？

岩手県のアテルイの里です。

降ってますね。

いい感じに降ってます。

こちらは1週間前の画像です。

この課題は20度縦置きで設計しています。

20度の横置きでも雪は落ちますが、気温が低いところや積雪量が多いところですとパネルとパネルの間のところで雪が詰まって固まり、雪が落ちません。

パネルの上に積もった雪下ろしはどうすべきか？

これが悩ましいところですが、10度架台ですとまず雪が落ちません。

ですので10cm以上の降雪があるところは10度にすべきではありません。

異常気象でドカンと降ってしまうと雪が落ちず、架台が潰れてしまいます。

ですので昨年の関西エリアのように「普段積もらない地域に雪が積もってしまった」場合はとてもやっかいです。

こうすると雪下ろしをしたくなってくるのが人情ですが、実際のところ、ガラス表面で覆われている太陽光パネルを金属のスコップ等を使って雪を下ろしていくのはかなりスリリングです。

ちょっとスコップと接触したらすぐにガラスにひびが入りますよね。

ですので、少量でも雪が毎年降るエリアは20度の架台を選択することをお勧めします。

仮に土地が狭く、10度でないと入らないのであれば・・・

別の手を考えましょう。

・例えば冬の間1段目は影になることを容認する

⇨　雪下ろしをするリスクよりも影のデメリットの方が少ない

⇨　無理に10度で集積化するより、影を容認して集積化した方がいい

こんな感じでしょうか？

大前提として「戦略の失敗は戦術では取り戻せない」ということです。

戦略の失敗　：　雪が降るエリアなのに10度架台を選定してしまった

戦術で取り戻す：雪下ろしを実施　⇨　パネル破損

架台の選定の失敗はその後取り戻せないので要注意ですね。

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