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今回の現場は防草対策で事前にカタマ舗装をされている現場でした。

カタマ舗装については次のURLからご確認下さい。https://www.nssmc.com/product/slag/

この舗装は制限は有るものの防草対策として使われる方が増えてきているようです。

イメージ的には砕石とアスファルト舗装との中間のような感じでしょうか。

砕石よりは固まるけれどアスファルト舗装までしっかりはしていないというかんじです。

カタマ舗装を検討される場合に皆さん気にされるのが基礎工事(スクリュー杭打ち込み)のタイミングではないでしょうか？

・カタマ舗装をした後にスクリュー杭を打つのか(打てるのか)
・スクリュー杭を打ってからカタマ舗装をするのか

ではないでしょうか？

カタマ舗装をした後でもスクリュー杭は打設可能です。先に記載したように砕石とアスファルトの中間のような感じなのであまりカチカチにはなりませんので難なく施工可能です。
ただし、スクリュー杭の場合は重機が走行するのと全部が問題なく打ち込めるわけでは無いので重機のキャタピラーで舗装の表面が削れたり、地中の障害物を撤去しなければならない場合には舗装を壊したり、土が混ざったりすることもあるかと思います。
弊社ではキャタピラーで削られた部分は転圧をし、地中の障害物は1.8mのブレーカーで破壊して出来る限りの対策はさせていただいておりますが舗装が一旦削られる事は避けられないので本来のカタマ舗装の威力はその部分ではどうなのかな？と思われます。(砕石の転圧されたのとそんなに変わらない部分が出来てしまう？)

カタマ舗装を先にした場合は上記のような感じですが先にスクリュー杭を打った場合はどうでしょうか？

結論から申しますと防草対策としてはこちらの方が正解だとおもいます。
しかし杭が有るために大きな転圧機や材料の搬入の車などが入りにくくなりますのでその点で施工費が追加になるかもしれませんね。

まとめますと、カタマ舗装が先ですと削られたり、土が出て防草対策の効果が減る可能性がある。(限定的ではあるが)
カタマ舗装が後ですと防草対策はバッチリだが施工性が落ちるので少し高くなるかも？

まあ、あくまでも可能性のお話しなので両者のメリット、デメリットで検討されるといいかと思います。

では写真を載せて今日はこれくらいで。

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