ソーラーシェアリングならではのと言うかソラカルシステムならではの部分の紹介をしておきます。
パネルは写真の様に取り付けられていましたが現在は改良されてもっと簡単に取り付け可能になっております。
ソーラーシェアリングのネックはやはり下部の営農と施工の手間が考えられますので改良されて行くと良いですね。
パネル回転システムの稼働部分はこんな感じになっていました。
60.0パイの塩ビパイプを異形クランプで固定してそこに48.6パイのパイプ(パネル側)を通して稼働するようになっていました。
摩擦や錆びに対しての対策で塩ビパイプを挟んで使用されてます。
パイプ支柱に白いマーキングが有りました。
これは高さ調整用のマーキングでした。普通の野立では要りませんがソーラーシェアリングでは高さが高さなだけに
色々な工夫が要りますね。
このウインチは見た目以上に優れものでありまして
通常ウインチと聞くと巻き取る方は引くのですが送り出しても緩まるだけですよね。
何と言うウインチの名前か不覚にも忘れてしまいましたが右に回しても左に回しても巻き取るので
負荷が掛けられ、この様な回転システムが可能になります。
写真などはこの位しか撮れなかったのですが総評としましては579枚のパネル回転システムは素晴らしかったです。
緻密な計算とそれに基づいた施工の正確性が有ってのシステムでとても1人で設計から施工までやったとは思えない代物でした。
施工の正確性は凄いですよ!人数が居たりそれなりの機材を投入すれば大したことも無いですが1人ではなかなか出来ないです。
一度見に行かれると納得の代物だと思います。
ただ残念だったのは地目が山林ですのでソーラーシェアリングの縛りが無く営農の部分ではあまり参考には出来ませんでした。
しかし実験的に作られていた作物は順調に育っているようでソーラーシェアリングの可能性を感じた見学会に成りました。
この見学会の後、千葉県迄移動して…。同じくソーラーシェアリングの勉強でソーラーシェアリング協会へ行ってまいりました!
また後程。
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