そるねおです。
千葉県我孫子市で太陽光発電所を自主管理しています。
太陽光発電所の自主管理・メンテナンスの中で
「防草シート」についてご紹介しています。
防草シートの種類について続きを書いていきます。
(3)耐候性、耐久性(熱)
熱の影響についてプラスチックやゴム材料の方が影響が大きいと説明しましたが
所詮、太陽光線による熱の上昇なんて気温から考えたら40℃程度なんだし、材料の耐熱温度と比べたら十分に低い温度だから関係ないのでは?
と思うかもしれません。
確かに太陽光線による熱だけで「防草シート」が溶けてしまったりすることはないでしょう。
ですが溶けるほどの温度にならないことで、熱による変質が進行しないということにはなりません。
正確には熱に加えて他の要因との複合による変質に進行ということになります。
材料に熱が加えられると分子が反応しやすくなります、つまり外部からの刺激の影響を受けやすくなるということです。
例えば紫外線による分子結合の切断により変質が発生することを以前に説明しましたが
材料の温度が高い状態だと切断が発生しやすくなりますし、少ない紫外線エネルギーでも分子結合を切断することができるようになるわけです。
次回に続きます。
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