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	<title>元太陽光発電技術者の道楽ブログ &#187; キリバス</title>
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	<description>太陽光発電ムラ 会員ブログ</description>
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		<title>キリバスの太陽光２</title>
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		<pubDate>Sun, 21 Dec 2014 07:36:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[太陽光発電道楽人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[途上国の太陽光発電支援]]></category>
		<category><![CDATA[SHS]]></category>
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		<category><![CDATA[太陽光発電]]></category>

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		<description><![CDATA[途上国でのソーラーホームシステムによる電化はバッテリー交換がネックとなって持続困難になりやすいものですが、なぜかキリバスではうまく行った、ということを前回紹介しました。 ソーラーホームシステム バッテリー交換の問題は日本...  <a class="excerpt-read-more" href="https://solar-club.jp/member/sunnytomato/%e3%82%ad%e3%83%aa%e3%83%90%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%a4%aa%e9%99%bd%e5%85%89%ef%bc%92/" title="Read キリバスの太陽光２">もっと読む &#187;</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>途上国でのソーラーホームシステムによる電化はバッテリー交換がネックとなって持続困難になりやすいものですが、なぜかキリバスではうまく行った、ということを前回紹介しました。</p>
<p><a href="https://solar-club.jp/member/sunnytomato/wp-content/uploads/sites/25/2014/12/SHS.jpg"><img class="alignnone size-medium wp-image-369" src="https://solar-club.jp/member/sunnytomato/wp-content/uploads/sites/25/2014/12/SHS-230x130.jpg" alt="SHS" width="230" height="130" /></a>ソーラーホームシステム</p>
<p>バッテリー交換の問題は日本側も良くわかっていて、プロジェクトでは単にソーラーホームシステムを設置するだけでなく、保守サービスをする組織を現地に確保して、彼らが毎月巡回サービスするように教育していました。ユーザーは巡回サービスの料金として毎月500円ほど支払います。ただ、実際にはトラブルはほとんどなく、巡回サービスは実質的には料金徴収をするためのもののようでした。</p>
<p>毎月500円集めたら1年で6000円になり、巡回のための交通費・人件費や稀にあるトラブル対応のためのコストを差し引いても、2－3年後にバッテリーを交換する費用が確保できる計算です。キリバスでこれがうまく機能していたということになります。</p>
<p>しかし、このような取り組みをしていたのはキリバスだけではありませんでした。</p>
<p>他の多くの国でも同じような取り組みをしていましたが、ほとんどがうまく行っていません。その理由には次のようなものが挙げられます。</p>
<ul>
<li>予想以上に保守の交通費や人件費がかかりサービスを維持できなかった</li>
<li>部品不足などのためトラブルに即応できなく、ユーザーが不満を持って料金を支払わなくなった。</li>
</ul>
<p>月500円の支払いというのは途上国の人にとって想像以上に大きな負担で、何か理由を見つけてでも支払いを逃れようとします。一人でも料金を払わないユーザーがいると、他の人も不公平だと言って支払わなくなってしまいます。</p>
<p>一方、保守をする側の会社では保守以外に仕事を見つけられないと、保守人員を遊ばせることになり人件費がかさみます。彼らはコスト意識が低く、人員が遊んでいて赤字になっても危機意識がなく、事業破たんへの道を進んでいきます。</p>
<p>日本人なら簡単に思うことも、このような国では持続できないことが多くあります。</p>
<p>キリバスで本当にうまく事業が運営されているのか不思議に思い、彼らの経理資料を見せてもらいました。資料はきちんとは整理されていませんでしたが、それなりに状況が分かる状況でした。それを見るとやはり保守事業は赤字でした。しかし、保守以外に太陽光発電の販売や設置の仕事がそれなりにあり、その黒字で保守の赤字を補って全体として何とか運営しているというのが実情でした。ちなみにこの会社は太陽光発電だけの会社です。</p>
<p>まぁ、何とかうまくやり繰りしてユーザーへの保守サービスを継続してくれているのだな、と感心したものでした。</p>
<p>私がこの現地調査を行った時は、確かキリバスが40周年か50周年の時でした。調査中に独立記念日があり、現地で盛大な記念式典がありました。キリバスのような小さな国では、我々のような人間でも結構上位の客であったのか、私や保守サービスをする会社の社長などが記念パーティに招待されることになりました。</p>
<p>記念パーティでは大統領も同じ部屋にいましたが、あまり気にせず我々で話などをしていました。すると、保守サービスの会社の社長が、</p>
<p>「あの大統領の横にいる女性は私の妹だ、彼女は大統領夫人だ。」</p>
<p>「へっ！」</p>
<p>こいつ大統領の義理の弟だったの？！</p>
<p>良く考えてみれば、このような国では大統領夫人が何人かいることも多々ありますが、それでも大統領の義理の弟であるというのは驚きでした。</p>
<p>その時は驚いただけでしたが、その後になって気が付きました。</p>
<p>この保守会社には非常にタイミングよく太陽光発電の設置業務や売り上げが発生している。例えば、太陽光発電の学校やクリニックへの設置が定期的に発生している。</p>
<p>おそらく、保守事業では赤字になるので、この社長が大統領に泣き付いていろいろ仕事を回してもらっていたのではないかと思います。</p>
<p>しかし、私の調査報告書ではこの社長が大統領の親戚であることには触れませんでした。報告では保守サービスは持続して行われていて、それ自体の収益は赤字ではあるが、他部門の収入でカバーしている、という結論にしました。大統領の義理の弟であるという立場を利用していたのかもしれませんが、それでも赤字の保守サービスを継続して実施していてくれたということに敬意を表して。</p>
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		<title>キリバスの太陽光１</title>
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		<pubDate>Sat, 20 Dec 2014 10:10:36 +0000</pubDate>
		<dc:creator><![CDATA[太陽光発電道楽人]]></dc:creator>
				<category><![CDATA[途上国の太陽光発電支援]]></category>
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		<description><![CDATA[90年代の初め頃に行われたプロジェクトだったと思います。この頃のプロジェクトは日本の民間会社が仕掛けたものが多かったですが、これは珍しくJICAが開発したプロジェクトでした。 キリバスというのは南太平洋にある小さな島嶼国...  <a class="excerpt-read-more" href="https://solar-club.jp/member/sunnytomato/%e3%82%ad%e3%83%aa%e3%83%90%e3%82%b9%e3%81%ae%e5%a4%aa%e9%99%bd%e5%85%89%ef%bc%91/" title="Read キリバスの太陽光１">もっと読む &#187;</a>]]></description>
				<content:encoded><![CDATA[<p>90年代の初め頃に行われたプロジェクトだったと思います。この頃のプロジェクトは日本の民間会社が仕掛けたものが多かったですが、これは珍しくJICAが開発したプロジェクトでした。</p>
<p>キリバスというのは南太平洋にある小さな島嶼国で、ここでJICAは100Wほどのパネルを使ったソーラーホームシステムシステム（SHS）を使った地方電化のパイロットプロジェクトを行いました。</p>
<p>ここで少しソーラーホームシステムについて復習しましょう。</p>
<p>普通のソーラーホームシステムは50Wほどの太陽光パネルと50Ahほどのバッテリーで小型の蛍光灯（10Wほど、この頃はまだLEDが無かったので蛍光灯が使われた）やラジオなどを駆動するものです。</p>
<p>当時の太陽光はまだ高かったので20万円近くかかりました。50Wでは少し電気が不足するので100W欲しいところですが、途上国の購買力を考えると50Wが限界でしょう。ここではJICAのプロジェクトなので資金が潤沢にあるため、100Wシステムにできたのだと思います。</p>
<p>ソーラーホームシステムはバッテリーを使った独立システムで、各戸に個別に設置されます。使い勝手の悪いところはありますが、厄介な配電線を敷設する手間が省け、素人でも簡単に設置できるので、途上国では重宝されるシステムです。</p>
<p>問題はバッテリーを使っていることです。バッテリーは2－3年で寿命がきて交換が必要となります。交換費用はユーザーの負担しなければならないわけですが、途上国の人には結構高い負担なのでなかなか交換されません。結局、バッテリーの寿命とともにシステムは放置されることが多く起こります。</p>
<p>そのことはJICAもわかっているので、バッテリー交換サービスや分割払い、積立金などの制度を作って何とか持続性を高めようと工夫していました。このような制度を作っても、バッテリーの交換にコストがかかるという本質的な問題は解決されていません。</p>
<p>ほとんどのプロジェクトではバッテリー交換が行われず、システムはバッテリー寿命とともに放置されていました。</p>
<p>しかしキリバスではバッテリーが交換され、システムは持続的に運営されていました。理想的な状態です。</p>
<p>90年代の初めというと、ソーラーホームシステムのプロジェクトとしては初期のもので、この成功は良いモデルとなり、他の国でのプロジェクトにも影響を与えることになりました。</p>
<p>保守サービスや分割払いの制度を作ったことが良かったのでしょうか。</p>
<p>実は、キリバスでの成功には意外な裏がありました。</p>
<p>少し長くなってしまったので、これについては次回、説明します。</p>
<p>&nbsp;</p>
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