発電所水没後の経過まとめ

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前回、大雨による発電所の水没を投稿しました。
今回は復旧までの経過について簡単にまとめたいと思います。

【水没確認当日】
10月中旬に水没を現地にて確認。その日のうちに保険代理店担当と施工会社に電話

【水没から3日目】
施工会社の工事担当の方が現地確認、感電リスクがあるので動いているパワコン含めすべてのパワコンを停止。パワコンはすべて交換しないといけなそう。パネル半分は交換となるだろう。配線(地下埋設)はすべて引き直すことになる。1000万円はいかないだろうとのこと(半分安心。今になるとすごい金額)

【水没から1週間】
施工会社営業担当より見積もりを作るとの連絡。この会社の場合水没は自分の1か所を除き発生はしていないが、伊豆半島のほうで吹き飛んだ案件が多数となっており、新規販売ではなく、復旧に注力中とのこと

【水没から2週間】
保険代理店の方より、現地調査のため、調査員を派遣したい。立ち合いをしてほしいとの連絡あり

【水没から1か月】
費用の見積もりが出てくる。金額は500万以上1000万円未満の金額。まだ保険が下りるという見立てもないので、取引金融機関に相談するか思案を開始。一番心労が来ていた時・・・。とりあえず復旧費用見積もりを保険代理店に提出

【水没から6週目】
調査員の方が来訪。立ち合いを行う。どうなるか聞いても答えられないとの回答。業務委託をされているだけなので判断できないとのこと・・・。

【水没から2か月】
保険代理店より満額下りる旨の回答(正直びっくり)!すぐに施工会社に電話し、工事の依頼を行う。しかし、伊豆の復旧などで工事日がいつになるかわからないとの回答・・・

【水没から10週目】
年が明け1週間経過、携帯電話が鳴る。明日から工事を行う旨のとのこと。まだ保険金がどうやって下りてくるか確認していないけど大丈夫?と確認をするが、保険代理店の人と連絡を既にしており問題ないとのこと。保険代理店の人にも確認したが、双方確認できているらしい。

【水没から11週目】
工事は3日間で終わる。終わったと同時に、特に調査等もなくあっけなく再連携開始

ということで、水没から2か月少しで無事復旧し、費用の持ち出しも一切ない状況でした。さらに休業補償の保険契約もあったことから、2か月分の売電収入分についても後日振込をいただけました。
保険会社さんありがとう。また保険に入っておいてよかった。

今になって振り返ると、水没に限らず災害にあった場合の対応手順の良い経験になったと思います(持ち出しがなかったから言えることですが・・・)。
またすぐに動いてくれる保険代理店の方、売って終わりではなくその後も対応いただける施工会社の方との日頃の関係性をこれからも大事にしていきたいと思います。

長文失礼しました。

 

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2 Comments

いかずち

>太陽光発電を始めたいサラリーマンさん
コメントありがとうございます。正直2回目発生したら冷静に対応できるかなと思います笑。発電所の水没はそう経験しないかもしれませんが、施工業者(販売会社)の事業継続力とアフタフォロー力、保険会社(代理店)との関係構築も複数個所の発電所を運営する場合は必要なことだと考えます。

太陽光を始めたいサラリーマン

>いかずち様
復旧までの細かな手順やその時の心情がリアルに伝わってきて非常に参考になりました。もし保険適用にならなかったら・・・と思うとゾッとしますね。
とにかく、無事に手出しもなく復旧できて良かったです^^

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