太陽光発電所の遠隔監視

(カテゴリ: 保守運用)

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http://www.mat-plan.jp/pv/post-195/

からの転載です。

 

太陽光発電関連の遠隔監視についてFacebookにて議論がありましたので、ブログに纏めてみました。

主観ですが、簡単に検討するポイントをまとめてみました。

遠隔監視とは何か定義を考えてみました。

機器等の保守運用のために常時人的監視が出来ないなどの理由により、機械、ネットワーク等を活用して現地から離れた場所から機器等の管理を行うこと。

保守運用とは何か

・対象となる機器が正しく期待の通り作動しているかチェックを行う機能

・対象となる機器が永続的に作動するように行う予防保全

・対象となる機器に問題が発生したことを検知し、迅速に適切な対応をすること。

なので、遠隔監視システムに何が良いかを考えるには、どのような保守を行って行くのかを決めて行くことも合わせて検討をしていくことが良いと考えています。

保守運用について

基本的に保守運用は失敗(事故)を限りなく最小限にするものです。場合によっては、少しの事故が発生しても保守としては失敗となります。

そのため、下記のような整理をしておくと良いのではないでしょうか。

・事故の種類と対応策、対応必要時間の想定

例えば、他人への財産、身体的に影響を与える事象は遅滞無く直に対応する。

発電所の何らかの理由による停止については、1週間程度までは許容範囲。

◇保守運用として決めておくべき事項

・どのような事象を想定しておくか

・監視する頻度、方法

 ・検知までの期間はどの程度か。
 ・検知してから対応までにかかる時間は?
 ・万が一の場合の対応として、それで適切なのか?
◇監視の目的
 ・設備の安定的稼働(営業活動の継続)
 ・リスク発生時の対処
  ー出動体制、連絡体制
  ー保険での経済的なカバー
一部の太陽光発電所などは、このあたりの管理について法律で決まっているものではないのですが、予め決めておくとイザという時に困らないのではないかと思います。
永年の事業になりますので、早めに対処出来るようにしておきたいですね。
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