2012年から固定価格買取制度が始まり、太陽光を中心に急速に拡大している。
それでも、日本国内において再生可能エネルギーが電力発電量に占める割合は
全体の3%もなく、再エネ先進国といえる状況ではない。
それに加えて、原発再稼動をめざす某者たち。
全体の3%の再エネにガタガタ言って買取保留をしている状況は、
なんとも情けない。
そんな中、スペインが再エネ利用率が全体の4割とまさに
再エネ先進国とも言える。
その4割とは太陽光、風力、水力が構成する。
スペインでは原発、火力を抑えて、再エネが総発電量の構成比率トップ!
なんとも、すごい。
なぜ、そんなことが可能かというと、
発送電が別会社ということ。
発電、送電、小売が別々の会社が管理している。
とくに、送電会社であるREE社がコントロールセンターをもうけて、
各発電所をコントロールしている。
また、日本と違い地域で電力会社が電力を管理しているのではなく、
1社でスペイン全土を管理しているからこそ、
発電量の調整が敏速にできる。
しかもこのコントロールセンターのシステムがすごい。
わずか4秒で発電量の調整が可能なことと、
日本の電力会社が、太陽光は天候によって左右されると
言い訳しているが、REE社は発電予測システムを導入し、
水力を使って、太陽光の発電の上下を補っている。
やっぱりできるんじゃないかーと、言いたい。
まずは再エネ利用率4割をめざそう!②に続く。
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