三木市別所町S様邸にて、
フジプレアム製 超軽量太陽光パネル「希」を設置しました。
まず、どうしてこの商品を採用したかと言いますと、
設置予定の折半屋根の強度がなかったからです。
なぜ、強度不足かというとDIYの折半屋根。
お客様自身で作られたので、鉄骨の数が少ない。
屋根は21枚設置設置できるスペースがあるのですが、
通常1枚18~21kgぐらいあるパネルを屋根
に載せると378kg~420kgとなります。
そこで、今回は業界1軽いフジプレアム製のパネルを
採用しました。
このパネルとの出会いは、地元の展示会。
フジプレアムさん自体が兵庫県の会社ですので、
ちょくちょく営業の方と出会います。
その時に、一度パネルをもたせてもらったので、
すごく記憶に残っていました。
画像は、女性が持っています。
なんと、パネル1枚9.5kg。
21枚設置すると199.5kg。
総重量が半分ぐらいです。
なぜ、こんなに軽いかというと、
ガラスを3.2mmから0.8mmに。
強度不足を補うために、その化学強化ガラス
を採用しています。
以下、メーカー説明より抜粋。
化学強化法では、
ガラスを溶融した硝酸カリウムに漬け込み、
ガラスに含まれるナトリウムイオンを放出させ、
代わりにカリウムイオンを取り込ませる処理が行われます。
ナトリウムイオンに比べてイオン半径が大きいカリウムイオンを取り込むことで、
ガラス表面に圧縮応力がはたらき、強度を高めることができます。
※化学強化ガラスとは、化学強化法と呼ばれる化学処理によって強度を向上させたガラスのことを言います。
以上。
要するに、パネルの中で一番重いガラス部分を、
軽くしたということです。
これを持ってしまうと、あまりに軽く、
工事している者にとってはありがたすぎます。
実際、阪神電鉄の駅にも大量に設置されたらしく、
採用理由は、屋根の補強工事が不要が理由だそうです。
そんな理由で、
今回は超軽量パネルを設置しました。
屋根に負担をかけたくない方にピッタリな商品です。
bigfieldさん
その通りだと思います。ただ、CISは検査機器がないので、私は敬遠しています。
こちらではご無沙汰しております。
フジプレアムの軽量パネル、興味深いですね。拝読して思ったのが、SFのCISの薄型軽量パネルとの比較です。
この対比だと、どんな感じでしょう?
CISだとやはりシリコンより面積が必要になるという所で、野立てと同様に設置するケースが変わるという感じなのでしょうか?