一般社団法人太陽光発電安全保安協会が実施している、
「太陽光発電メンテナンス技士」講習に行ってきました。
今までは設計や施工のことばかり考えてきましたが、
当然のごとく、これからはメンテナンスも必須です。
設置して間もないので、今のところメンテナンスと
言っても草刈りがメインですが、今後は定期的な
測定等のメンテも必要になると思い、今回講習に行きました。
午前は座学 みなし認定放置多すぎ
午前座学で、午後は現地へ移動してパネル洗浄、測定等の
実地講習でした。
座学自体は既知の内容ばかりで今ひとつでしたが、
(もちろん今から学ぶ方には良い内容でした。誤解ないようにしてください)
太陽光のホットな現状を教えてもらったことは非常に参考になりました。
例えば、改正FIT法の事業認定ですが、この太陽光ムラの方
なら手続きしていないことなどほぼあり得ないと思いますが、
JPEAから得た情報では、稼働している全体の半数
近くがみなし認定からの手続きを済ませていないのだとか。
あまりに未申告の件数が多いので、何も対応ができていない
そうです。
今後も不備が次第に発生する可能性あり
また、かなりの発電所で大小いろんな不具合が生じているのに、
何もしていないというのです。
メンテナンスもしておらず、全く売電していない限りは、
そのままとのこと。
にわかに信じられませんでしたが、それが現実とのこと。
「そこにビジネスチャンスがある!」というのが。
この協会の言いたいことのようでした。
それ以外では、いろんな不具合事例も見せてもらいましたが、
今後も続々と問題が出てきそうな予感です。
太陽光発電所を普及させるために、いろんな人が所有することは
いいことですが、それを放置せずに、メンテナンスしていくことが
重要です。
そういう意味での昨年の改正FIT法であったことを実感しました。
やろうとしていることは非常にいいことですが、
ただ改正内容の不備感は否めません。
続く
ご連絡遅くなりまして申し訳ございません。
この太陽光ムラに関わっている方は意識が高いので
そのようなことはありませんが、何もせず、
放置されている発電所はホントに多いですよね。
それで発電事業者全てが悪いと思われるのも
何とも複雑です。
続きはちょっと内容が違いますが、何らかの参考に
して頂ければ幸いです。
kozoさん
情報ありがとうございます。続きもお願いします。
マイ発電所の周辺でも、雑草の放置などメンテナンスできていない発電所を多く見ます。その様子を見るとみなし認定放置が多いのもその通りだと思います。
放置するくらいなら譲ってほしいと思ってしまいます。