日本で初めて発生したブラックアウト
どうして発生したのか気になっていました。
先週NHKで特集していたのでざっくりと
経緯は分かっていました。
それと並行して、このような資料がOCCTOから発行
されていました。内容はNHKが放送していた内容と
ほぼ同じです。
一見、取っつき難い表です。
大きな流れをまとめると、
地震発生・・・
① 苫東厚真火力発電所の二号機と四号機が発電停止。
しかし、北本連系設備が稼働して電力供給維持。
② 苫東厚真発電所一号機も停止し 北海道エリアの
周波数を維持できず全エリア発電停止
③ 北本連系設備への電力供給も止まり 全域内への電力供給停止
という感じでしょうか。
専門家の方からすると、正確な説明ではないかも知れませんが、
大筋こんな感じかと・・・。
興味深いのは、ブラックアウトは地震後すぐに発生
していた訳ではなく十数分は電力が維持されていたことです。
(ブラックアウトまで十数分間あった)
このピンチに再生可能エネルギーが貢献できていれば、
現在の否定的な意見が変わっていく可能性もありましたが、
実際はそれほど単純ではないようで、数日間は系統連系
できなかったようです。
いずれにしても、今回の地震は夜中に発生したので、
太陽光発電所は速攻では対応できなかったでしょうが、
翌朝からでも対応できるようになっていれば随分違って
いたと思います。
今後、発電所に蓄電池が導入されるようになれば、
夜中の災害でも対応できる可能性が高まります。
今後再生可能エネルギーの拡大を図っていくためには、
このあたりの改善が必要なのだと思ったのでした。
以上です
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