最近首相官邸での騒ぎがあり話題となっているドローンですが、
太陽光発電の定期点検は、これから先20年以上設備を運用していく上で、
非常に重要になってくると考えています。
今後、様々な点検用機器が発売されことになると推測しますが、
屋根の上等の太陽光パネルの点検は危険な上に、外観を詳細に確認する
ことが困難です。
兵庫第4、第5発電所もパネル設置枚数を優先したため、メンテナンス上、
やや難があります。
今後ドローンが安価で普及することを見込んでこのような設計にしたのですが、
やや不安もありました。
そこに、このニュースです。この調子なら数年後には、価格的にもこなれた、
普及タイプの点検機器が出てきそうです。
(以下引用)
ドローンで太陽光発電パネルの点検が可能に 小型・軽量のサーモカメラ発売
日本アビオニクス(東京都品川区)は、太陽光発電パネルの点検にも活用できる、小型・軽量の赤外線サーモグラフィカメラ「リモートサーモカメラ」のプロトモデル(試作機)を開発し、テスト販売を開始した。同製品は、マルチコプター(通称/ドローン)や災害用ロボットなどの無人機への搭載を目的に開発されたもの。本試作機は、400gの小型・軽量ボディに200万画素の可視カメラとSDカードスロットを内蔵。320×240画素の高性能な赤外線画像センサを搭載し、温度分解能0.04度の高画質な熱画像を取得することができる。
(写真左)リモートサーモカメラの外観イメージ、
(写真右)マルチコプターとの組み合わせによるビル外壁診断風景
画像データは、本体のSDカードに直接記録できるため、無人機搭載時に画像データを無線伝送する際の通信障害などによるデータ欠落の心配がない。パソコンに大量の通信データを記録する必要がなく、必要なデータのみをSDカードに記録できるため、効率的なデータ解析が可能。
想定アプリケーションイメージ
ソーラーパネルの点検
構造物の剥離診断
記録モードは、「ワンショット」、「インターバル(最速3秒~)」、「動画(最速10フレーム/秒~)」の3モードがあり、外部信号による記録の開始・終了や、コマンドによるフォーカスなどの遠隔制御にも対応している。「ワンショット」、「インターバル」モードでは、熱画像と同じアングルの可視画像を記録することができる。ビデオ出力により、カメラの映像を地上からモニタリングすることも可能(別途、伝送装置が必要)。
同社は、本試作機の開発により、太陽光発電パネルの点検、コンクリート橋梁やビル外壁の診断から火山監視などの高温状況調査まで、無人機との組み合せにおけるフィールドソリューションを強化し、新たな領域での社会貢献を目指す。
以上です










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