世界第1位(引用記事では2位となっています) と言われている、
インリーソーラーが経営危機に陥っているとの情報が入ってきました。
株式も売り込まれ、一時1ドルを下回ることもあったようです。
世界ナンバー1メーカーなら安心!といえないのが、太陽光業界の怖いところです。
同じような話が、およそ1年前にもありました。世界ナンバー1メーカーのサンテック破綻
です。
量を追うと、経営に行き詰まるのでしょうか・・・。
通常工場を持つメーカーは、数の理論で、作る数量が増えるほど、利益に貢献する
はずなのですが。
一番困るのが、設備認定をインリーソーラーで取得している方だと思います。
今年のルール改正でパネルメーカー、品種を変更できなくなっています。
(会社が倒産すれば変更できるのですが・・・)
「アフターサービスや保証のことを考えて、不安だからメーカーを変える」
ということができません。
私も中国製のパネルを使用していますが、このような話があると不安ですね。
(以下引用)
世界第二位の太陽光モデュール大手、中国インリー・グリーンエナジー社が4期連続赤字、累積債務24億㌦。経営危機表面化(FGW)
世界第二位の太陽光発電モデュールメーカーである中国のインリー・グリーンエナジー(YGE)が経営危機に直面している。2014年決算で2億ドル強の赤字を計上、これで4期連続赤字となり、累積債務は24億㌦に達した。
英エンバイロンメンタル・ファイナンスなどが伝えたもので、それによると、同社の担当者のコメントとして、「もう一年、赤字が続くと、実質債務によってデフォルトになるかもしれない」とのコメントを掲載している。YGEの本社は中国保定市だが、ニューヨーク証券取引所にも上場している。また日本でも子会社、インリー・グリーンエナジージャパンを設立、FITに基づくメガソーラー等への売り込みを強化している。
同社は、「インリーソーラー」のブランドで、廉価版の太陽光パネルを、ドイツ、スペイン、イタリア、ギリシャ、フランス、韓国、中国、日本、オーストラリア、米国などの市場で販売しているが、パネルメーカー同紙の競争激化で、収益を上げられない状況が続いている。
24億㌦の累積債務の大半が、短期の借り入れで、そのうち3億7700万㌦分は、今年中に借り換え期限を迎えるか、あるいはすでに期限到来のものという。収益が黒字に転換し、借り換えをうまく進めないと、資金ショートが起きる可能性があるという。貸し手である中国の商業銀行が融資を継続するかも焦点だ。
以上です
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