低圧の太陽光発電でも、一定以上の発電出力になると、
CT(Current Transformer)なる計測機器を引込柱の上部に
取り付けることになります。
関西電力エリアでは
単相 24kw以上
三相 45kw以上
でCT設置が必要になります。
「連系工事はできるのだけれどもCTがまだ入荷していないので
工事ができません」。
ということを関西電力に良く言われます。
どのようなものかというと、関西電力エリアではこれです。
発注後、納期が2~3か月かかるらしく、そのために、
太陽光発電工事が終了してもCT入荷待ちで連系
できないことがあるという訳です。
この機器の役目は、売電用の計量器の容量がたりなくなるため
CTを使って計量器に流れる電流を少なくします。
当発電所では、計量器が「×0.1」になっています。
一方、兵庫第一発電所は三相の30kwですので、
CTは付いておらず、電力会社に工事完了の連絡後、
すぐに連系できました。
いずれにしても、早めに動くことが肝心ですね。
以上です
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