私は普段電気自動車(旧型日産リーフ)に乗っています。
家にはV2H(Vehicle to Home 自動車への充電だけでなく家への給電も行う)
も5年前に導入しており、今後電気自動車はどのように活用されるか
実際に使用し検証してきました。
正直なところ、昨年半ばまでは、特に大きな動きがないというのが
本音でしたが、ここ半年くらいで劇的なEV(電気自動車)シフトに
舵が切られそうな印象です。
ただ、6年程度EVを使用してきましたが、今までの内燃機関と
比較すると、大きく違うところもあり、一気にEVシフトするのは
難しいと個人的には感じています。
そのような話は別の機会にするとして、関西エリアで、EVを電力調整に
使用する実証実験が始まったようです。
今は全体の1%に満たないEVですが、もっと台数が増加すれば、
電力調整の一助になると思われますので、その実験のようです。
VPP(バーチャルパワープラント)システムと呼ばれるもので、
充電器にEVスイッチなるものを取り付けて関電と通信することで、
電力需給の調整に使おうとしているようです。
関西で長い間EVに乗っている私ですが、
特に案内はありませんでした・・・。
以下抜粋
関西電力など、VPP実証実験をスタート EV・PHEVの充電を遠隔制御
関西電力(大阪府大阪市)と住友電気工業(同)、日産自動車(神奈川県横浜市)は1月11日、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHEV)の充電を遠隔制御する実験を本格開始した。
この実験は、電力会社、自動車関連機器メーカー、自動車メーカーの3社が協力し、VPP(バーチャルパワープラント)システムとEVの車両情報を連携することで、それらの技術的知見を蓄積するもの。今後のEV普及による運輸部門の低炭素化と電力の安定供給を目指す。
EV・PHEV60台を遠隔制御
具体的には、関西電力の事業所や一般家庭にあるEV・PHEV60台に対して、これらの充電を必要に応じて遠隔制御する機器「EVスイッチ」を導入。
それらの車輌に対して、関西電力のVPPサーバ(取引先から電力調整依頼を受け、調整を行うサーバ)と住友電工のEVサーバ(VPPサーバから指令を受け、EV・PHVの充電を制御するサーバ)が、日産自動車のテレマティクスサーバ(EVから車両情報を取得するサーバ)と連携することで得られるEVの車両情報を基に、充電による電力調整可能量を把握するとともに、EVスイッチによって日産自動車製EVなどの充電を遠隔制御する。
また、ユーザーに対しては、スマートフォンアプリを活用してEV使用の参加・不参加を確認し、実運用を想定した実験を行う。なお、EVスイッチは、関西電力と住友電工が新たに開発したもので、多様な車両に対応している。
EV・PHEVをエネルギーリソースとして活用
関西電力を中心とするVPP実証コンソーシアムである「関西VPPプロジェクト」では、EV・PHEVをエネルギーリソースとして活用した取り組みを行っている。
今回、実験で得られた結果から、EVの利用方法や制御データなどを分析し、VPPのエネルギーリソースとしての評価を実施する。
なお、この実験は、経済産業省の補助事業であるVPP構築実証事業に採択された「関西VPPプロジェクト」において実施するもの。実験期間は2018年2月28日までを予定している。
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