今のところ、風力発電を設置するつもりはありませんが、このような記事を見ると、
非常にハードルが高いんだなあ。と思ってしまいます。
今回は大規模なので制限も多いと思います。小型のタイプも各社開発している
ようですので、それらが市場に出てくれば、もう少しハードルが下がるのかも
しれません。
風力発電は素人の私は、しばらく静観といったところです。
(以下抜粋)
環境省は、長崎県の離島において実施予定の「宇久島風力発電事業」(最大総出力100MW)に係る環境影響評価準備書に対して、騒音や景観等の問題から50基中46基について配置の変更又は設置の取りやめを求める、環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
本事業は、グリーンパワー及び風力開発が、長崎県佐世保市宇久町(宇久島、寺島)において、新たに最大総出力100MW(2,000kW×50基)の風力発電所を設置するものである。
環境大臣意見では、騒音や風車の影による近隣住民の生活環境、動植物への影響が懸念される風力発電設備及び取付道路については配置の変更又は設置の取りやめにより、また、景観への影響が懸念される風力発電設備については設置の取りやめにより、影響を回避又は極力低減することを求めた。
対象となる風力発電設備 | (1)総論として講ずる措置 | (2)(1)の措置を講じた上で講ずる措置 | |
---|---|---|---|
騒音 | 静穏な環境を要する夜間において近隣住居への影響が懸念される、4、5、8~12、15~21、26~30、32、33、36~50号機 | 配置の変更又は設置の取りやめ | 低騒音型の風力発電設備の採用等の環境保全措置を講ずること。また、事後調査を実施し、稼働時間の調整等の追加的な環境保全措置を講ずること。 |
風車の影 | 風車の影による近隣住居への影響が懸念される、5、6、9、10、17、41~43、46、47号機 | 配置の変更又は設置の取りやめ | 事後調査を実施し、稼働時間の調整等の追加的な環境保全措置を講ずること。 |
動植物 | ミサゴやハヤブサの繁殖地や希少な草本類の生息・生育環境となっている崖地や草原等に設置する1、2、6、21、29~31、35~37、39~41号機及び取付道路 | 配置の変更又は設置の取りやめ | これまで実施した調査結果及び専門家等からの助言を踏まえて、工事期間中の環境モニタリング(営巣木確認)及び供用後の事後調査を実施すること等。 |
景観 | 対象事業実施区域に隣接する西海国立公園内の主要な眺望点である「城ヶ岳展望所」等から見た本国立公園方向の垂直見込角が5度を超える4、5、7~11、13、14、16~21、24~28 号機 | 設置の取りやめ | できる限り垂直見込角を小さくするための配置の変更や機種の選定、又は、風力発電設備の基数削減を行うこと。 |
「城ヶ岳展望所」からの俯瞰景において、俯角が最も目に付きやすい領域である-8~-10度を越える位置よりも手前で視点に近い領域となる24~27号機 | 設置の取りやめ | 配置の変更又は風力発電設備の基数削減を行うこと。 | |
この他、灰白色にすることとしている風力発電設備の色彩の選定に際しては自然景観等を勘案して、個別に検討し、景観への影響を極力低減すること。 |
以上です
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