年数が経過しないと、良し悪しが分かりにくい防草シート。
初期投資を安く済ませようとすると、想定以上に早い段階で
追加投資が必要になってくる可能性があります。
7年前、2箇所のほぼ同じ条件の発電所に、違う種類の
防草シートをテストを兼ねて施工しました。
・とことん草なしシート
・ホムセンで売っている安い防草シート
2~3年は大きな差はありませんでしたが、7年経過した現時点
では、大きな差が出てきています。
とことん草なしシート
・退色は進んでいる
・2層構造なので表面剥離が進んでいる
・但し、突き抜けていない(破れていない)ので防草効果は継続
安い防草シート(写真のシートです)
・ところどころ穴が開いており、そこから草が繁茂している。
一部では小さな穴から、とんでもなく繁茂。
・チガヤなどの強雑草は突き抜けてきている部分がある。
・退色はない
・表面剥離はない(1層なので破れるのみ・・・)
安い防草シートはそろそろ、上から新しい防草シートが必要
かもしれないと思っています。
とことん草なしシートは、見た目は随分汚いですが、
しばらくは何もしなくてよさそうです。
これもどう考えるかですが・・・。
人それぞれだと思います。
以上です
コメントありがとうございます。
私も最終的には何がベストなのか結論は出ていません。
7~10年のシートが総合的には価格、耐久性等でバランスが取れているかもしれません。
私も昨年別の発電所で10年耐久性のシート敷設しました。
いろいろ試しています・・・。
さらに数年様子を見る必要がありそうです。
ホムセンで一番安い(3年とか)のは貼り替えの手間を考えると太陽光向けではないですが、5年とか10年くらいのものを補修とか1-2回くらい貼り替え想定で使うか、20年ものにするかは悩ましいところですね。
仮にシートそのものの材料費の平米単価は3倍とかでも、労賃やピンなどの副資材のコストを考えると差が縮まるわけでありまして、私は「あまり日が当たらない部分は7年くらいのもの」「当たるところは10年もの」で今のところはがんばっます。以前はもっと材料費をケチっていたのですが。