発電所で直下型地震が起きたわけでもなく、
原子力発電所事故が起きたわけでもない。
しかし、日本は今、極端な電力不足・・・。
それでも政府は節電要請を出すことに難色を示しているようです。
今年に入ってから特に電力不足が表面化し、
状況によっては、停電が起きてもおかしくない状態が続いている
と個人的には思っています。

今回の電力の逼迫には複数の要因があります。
ムラブログで皆さんがアップされていますので、
ここでは詳細は省略しますが主な原因次の通りです。
・寒波による電力需要の増加
・火力発電燃料のLNG（液化天然ガス）の不足

大手電力会社や新電力は、国民に電力危機を知ってもらう
ため国に節電要請を出すよう求めていたようです。

しかし、
「新型コロナウイルスによる緊急事態宣言中の節電要請は
批判の対象になりかねない」
と経済産業省が難色を示したようです。

梶山弘志経済産業相は1月8日の閣議後の記者会見で
「現時点で節電要請は想定していない」
とし、電力会社間の融通などで対応する方針を示しただけでした。
ムムム、またもや政府ですか。

福島第1原子力発電所事故、北海道胆振東部地震の際の
苫東厚真火力発電所機能不全による、北海道のブラックアウト、
これらに匹敵する電力危機に陥っているにも関わらず、
ほとんどの国民はそのことを知りません。

個人的には、かなりヒヤヒヤものだと思っているのですが、
心配しすぎなのでしょうか・・・。
アップしている画像の通り、関西エリアの電力使用率は
高いレベルで、いろんなバックアップ策を検討しているようです。
それほど寒くないのにこの使用率です。
また、太陽光発電の比率は11％。まだまだですね。

以上です

• « 前の記事へ
• 次の記事へ »