新緑の季節になって、庭のメンテナンスが大変になりますが、
中でも厄介なのが害虫駆除。
「可能な限り自然に近い状態」
がコンセプトの庭ですので、極力農薬は使わないようにしていますが、
この時期のアブラムシは、農薬なしではどうやっても駆除できず、
樹木に悪影響を与えるので、葉と地面に農薬散布で駆除です。
その数といったら、ハンパない・・・。
イロハモミジの新緑の時期に毎年大量発生します。
なぜか寄り付くのはイロハモミジだけ。
他の樹木には寄り付きもしません。
1枚の葉に軽く50~100匹はいると思います。
よく見ると、幹の部分でも大量に民族移動しています。
拡大するとわかりますが、点に見えるのは全てアブラムシです。
アブラムシがこんなに活発に移動しているのを初めて見ました。
単に葉にくっついているだけならいいのですが、アブラムシが
出す液(糞)が大量に落下して、モミジだけでなく、
樹木下の草木もダメージを受けます。
木の下を通ると、小雨が降っているかのように、顔に液(糞)がかかります。
パンジー等に付着するアブラムシは手で捕※禁止語※るのですが、これだけすごい数だと、
農薬のお世話にならざるを得ません。
「捕殺」が原則の我が家の自然の庭で農薬を使用するのは、
「イロハモミジのアブラムシ」
「ツバキのチャドクガ」
「雨水升のボウフラ」
のみです。
以前、有名な方のオープンガーデンを見学して、害虫対策を聞いたところ、
「毎週の農薬散布」とおっしゃっていました。
「美しい庭」にするには、農薬無しでは不可能とのことでした。
悩ましいところです・・・。
以上です
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