東北電力の出力抑制を抑える鍵──AIデータセンター誘致へ東北電力が体制強化

借金大好きhamasakiです。

最近、東北電力管内の出力抑制について調べていたら、ちょっと面白い動きを見つけました。AIデータセンター誘致です。

「は?データセンター?太陽光と何の関係があるの?」って思いますよね。ところがこれが出力抑制を減らす切り札になるかもしれないんです。

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東北電力が動き出した

2025年9月、東北電力はデータセンター専門チームを設置しました。さらに2026年2月には青森県・NTT東日本・日立製作所などと5者協定を締結。10年間で22億kWhの電力需要増を見込んでいます東北電力ニュース

これはどういうことかというと──

出力抑制の原因は「需要不足」

太陽光の出力抑制って、結局電気が余ってるから起こるわけです。特に東北は春・秋の休日、需要が少ない時間帯に太陽光がドバーッと発電すると、調整しきれない。

じゃあ、24時間365日、安定して大量に電気を使う施設があったらどうなるか?

──そう、AIデータセンターです。

AIデータセンターの電力需要

最新の生成AI用サーバー(NVIDIA DGX B200とか)は、1台で14.3kWも食います。普通のサーバーの15〜30倍です。

IEA報告

東北電力が青森で誘致しようとしてる規模は5万〜30万kW。これ、原発1基分に迫る勢いです。しかも24時間フル稼働。

太陽光発電ムラ市場

東北電力の「ウェルカムゾーン」構想

東北電力は産業団地に**「ウェルカムゾーン」**を設定して、3〜5年以内に大規模電力供給できる体制を整えています。

PDF資料

つまり、「うちの電気、使ってください!」って本気で営業してるわけです。

他の電力会社はもっと先を行ってる

正直言うと、東北電力は後発組です。

  • 東京電力:印西エリアで28施設・1,190MW計画済み(ただし送電網は10年待ち)
  • 北陸電力:富山南砺に3.1GWの超大型ハブ構想、2028年稼働予定 ロイター
  • 北海道電力:石狩に**再エネ100%**のデータセンター群

東北電力の現状シェアは1〜2%で、2030年でも3〜5%がせいぜい。

これが太陽光オーナーに関係する理由

データセンターが増えると何が起こるか?

  1. ベース需要が底上げされる→昼間の余剰電力が減る
  2. 夜間需要も増える→蓄電池の充電需要が安定
  3. 送電網増強の投資が進む→系統制約が緩和

つまり、出力抑制が減るんです。

実際、北海道の石狩エリアはデータセンター誘致後、再エネ余剰が劇的に改善してます。

KCCS報告

課題もある

東北電力の弱点は送電網です。青森・岩手の山間部は系統が弱く、大規模データセンターを繋ぐには変圧器増設が必須。これ、数百億円かかります。

それに、東京電力みたいに「10年待ち」になったら意味ないですからね。

あと、原子力再稼働の問題もあります。女川原発2号機は再稼働したけど、これが止まるとデータセンター誘致どころじゃなくなる。

結論:東北電力の本気度はまだわからない

正直、東北電力の動きはまだ様子見段階です。でも、官民連携で動き出したのは確か。

もし本当に22億kWh(約+3%)の需要を取り込めたら、出力抑制は確実に改善します。

私たち太陽光オーナーとしては、

  • 東北電力の変電所増設計画
  • データセンター誘致の進捗
  • 系統空き容量の変化

を定期的にチェックするのが吉ですね。

「電力会社が本気で需要を作りに行く時代」──これ、太陽光投資の新しい追い風になるかもしれません。

引き続き、動向を追いかけていきます!


参考リンク

借金大好きhamasaki

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