昨日太陽光の保険を安く入る方法について記事に書きました。
太陽光の保険に安く入るポイントは何と言っても「余計な保険には入らない」につきます。
で、ここから難しいのが「どこまでが必要でどこからが余計な保険か」ということ
そうなんですよ。
どの範囲が「余計な保険なのか」は実はかなり難しいですし、業界の知識が深まるにつれ「これは不要だな・これは必須だな」という謎がだんだんわかるようになってきます。
事業用の太陽光はまだ歴史が浅いのでこの辺のリスク分析が僕らの側にも保険会社さんの側にもたまりきっていない状態です。
例えば電気的機会的事故がその典型例
典型的なのがこの電気的機会的事故(以下EMとします)という特約です。
EM特約をつけないとどうなるかというと・・・
例えばパワコン内でいきなり「バシッ」と火花が飛んで基盤が壊れたら・・・
(雷等ではなく、ケーブルがちょっと破断していたような事例を想定)
これは電気的機械的事故と判断され、通常の火災保険では保険適用外になってしまいます。
ですのでEM特約をつけましょうねというのが太陽光の保険の基本でした。
ところが!
このEM特約には例外があるのです。
それは火災例外。
なんと例えEMと見なされる事故でも、火災が発生してしまえばそれは火災保険の範囲なので保険が降りてしまいます。
つまりEMをつけて有効な範囲は電気的機械的事故なんだけど火災が起きなかったというパターンのみ。
ものすごく限定すると被害はほぼパワコンに限定されるはずです。
2000万円の発電所のうち、パワコンはいいとこ200万円。
再設置費用を入れてもどう考えても400万円でいいということになります。
つまり、EMは30%も付いていればいいわけです。
しかし、2000万円の火災保険にEMをつけるともれなく100%付いてきてしまいます。
ここが悩ましいところ。
岩手で30区画分譲をやった発電所はEMをつけていますが、個人で持っている発電所にはEMはつけていません。
水害をどうするか 盗難が悩みどころ・・・
もう一つ悩ましいのが水害。
水害が起こらないだろうという場所もありますよね。。。。
で水害を外すと・・・・
なんと盗難保険まで消えてしまうんです。
ここは別個後付けで盗難保険には入る必要があります。
地震保険・津波保険をどうするか
これはかなり初期に答えが出ています。
正解は「津波の来ない場所に立てる」「地震で崩れにくい場所に立てる」これです。
地震保険・津波保険に入ると一気に利益が出なくなります。
どのリスクを保険で賄い、どのリスクを自分で引き受けるか・・・
この昨日のブログと併せて読むと皆さんもだいぶ見えてくるのではないでしょうか?
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