新潟は東北地方ではないのですが、東北電力管内という微妙なエリアです。
新潟県には柏崎刈羽原発という世界最大の原子力発電所があります。
柏崎刈羽原発は現在全基停止中(1〜7号機)なのですが東京電力はまずは6号機、7号機を再稼働させたいという意向があります。
2017年12月:原子力規制委員会より6、7号機が安全審査に合格しているためです。
なのですが、テロ対策の不備が見つかったり、再調査・再作業が必要となり「少なくとも来年秋までは作業が発生する」状況となっています。
1−5号機は安全検査に合格しておらず、東京電力は採算が合わないと考えています。
なのですが、昨今のエネルギー状況を見ると6号機7号機はいずれ稼働すると考えておいた方がおさそうです。
すでに地元の柏崎市、刈羽村の首長は賛成しているのであとは県知事のみ。
県知事は公約として「再稼働の際には民意を問う」と公言していました。
ですが普通に考えて民意を問うたら選挙に勝てるわけがありません。
どうするのか注目ですが、それでも僕は来年柏崎刈羽が稼働する可能性はあると思っています。
東北電力の女川原発も同様です。
地元の反対は根強いでしょうが東北電力も民間企業ですから採算という問題には逆らえないはずです。
原発が動くとどうなるか
まず、今国民を苦しませている「燃料調整費」は下がります。
電気料金で徴収されている金額です。
昨今の原油、ガスの高騰が電力会社を苦しめているので原発が稼働すれば間違いなく下がります。
実は再エネもこの燃料調整費を下げることに貢献しているのですが、その貢献は「再エネ賦課金」という負担によるものなのであまり評価はされないという現実があります。
燃料調整費を下げながら国内に発電インフラを築くことに成功しているので本来であれば大成功なんですけどね。
さて、再エネ的には原発の稼働は当然ながら「出力抑制制御の増加」という形で影響を受けます。
春先と秋口に発電所を止めなければならないのです。
実は東北電力は将来の出力抑制がかなり出るのではないかと言われています。
東京電力管内に電力を融通して回避しようとしていますが、原発が動いてしまえばそれも難しくなります。
今の所、再エネにはあまりいい話がなく、ちょっと苦しい日々ですね。
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