ついにでました。
雪を溶かす太陽光発電パネルです。
アンフィニ、「融雪機能付き」太陽光パネルを開発、南会津町で実証開始
どこかのメーカーがいつか必ず出すと思っていました。
記事によるとパネルのセルとバックシートの間に熱を出すシートを入れ込んだ形ですね。
アンフィニの工場には工場見学に行ったことがあります。
(撮影 福島県楢葉町の工場にて)
この工場ではセルは作っていませんでしたが、パネルを組み立て、バックシートやセルのパッキングをしていました。
この工場ならオートメーションと確認・検査のしっかりとした工場でしたらからこう行ったバックシートの上に発熱素子を組み上げていくような工程も可能でしょう。
電圧を逆にかけてセルを直接発熱させるという方法は取らなかったんですね。
てっきり僕はこの方法で実施するのかと思いっていました。
この方法ですと300Wのパネルに300Wの電気を使って発熱させて雪を溶かす形です。
40円くらいの高単価の発電所であれば案外元が取れるかもしれません。
また、それ以上に使えそうなのが雪国の家庭用屋根です。
屋根の雪掻き、雪下ろしが不要になります。
雪国の雪下ろしの労力は本当に無駄ですし、かなりの危険が伴います。
その危険をゼロにできるのであれば、熱という電気代を使っても全然元が取れるという考え方もできます。
ただ、電気から発熱させるというのはエネルギー的には結構勿体無いこと
そうなんですよ。
熱というのはエネルギーの次元が低いので(色々なエネルギーが最後に熱になる)、電気から熱に変えるというのはとてももったいないのです。
例えば、熱を直接出して(火やガスから)お湯を作った排水廃熱をアルミ架台のフレームレールに這わせることができれば一番簡単なような気がします。
パネルから溶かすのか、フレームから溶かすのかの違い
パネルのシート自体が熱を出すと、それだけ放熱面積も大きく、裏面からの放熱でかなり熱が逃げてしまうように思います。
おそらくこの技術は屋根上のパネルを想定しているのだと思いますが、ニーズは野立て発電所にも大いにあります。
そうすると、どちらかと言うと架台のフレームやパネルのフレームに熱をかけて雪(と言うか氷)を溶かすのが一番効率がいいように思います。
と言うのも、実際にパネルが凍り付くのはフレーム上やパネルとパネルの隙間の部分なのです。
パネルとパネルの隙間にどうしても雪が詰まってしまい、凍りついて雪が落ちなくなるのです。
逆に言うとここが溶ければパネルの上の雪は滑り落ちていきます。
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