高利回り物件に要注意!太陽光発電投資の落とし穴

(カテゴリ: a&veinと再生可能エネルギー)

 

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高利回り! 14%!

 

太陽光発電投資に関わっている方は、こんな広告を見ることは多いと思います。

僕もいろんな人に「利回りが高い案件ありませんか?」と聞かれます。

 

 

利回りは高いほうがいい?

 

投資金額に対する年間の売り上げが投資利回りですから確かに利回りは高いほうがいいですよね。

 

一方で投資利回りは「リスクに対するプレミアム(報酬)」という特性があります。

一般的には利回りが高いということはそれだけリスクが高いということです。

通貨や銀行金利なんかがまさにそんな感じです。

 

では太陽光ではどうでしょうか?

太陽では発電シミュレーション通り発電した場合、ほぼ想定通りの利回りが出ますよね。

ではリスクとはなんでしょうか?

 

太陽光発電ムラ市場

分譲太陽光発電投資の利回りはどうやって決まるのか?

物の価格は市場原理に基づいて価格が決まります。

買い手が多ければ利回りは下がります。

売り手が多ければ利回りは上がります。

 

今はどうでしょうか?

僕の肌感覚ですと、買い手のほうがやや多い状態のように見えます。

 

一方で、分譲物件が売れ残ってしまった場合はどうなるでしょうか?

ここが他の投資との最大の違いです。

太陽光発電は「売れ残り」が存在しない商品とも言えます。

極端な話し本当に高利回りの物件であれば売りに出さず自社で保有したほうが得です。

 

では高利回りの物件を売りに出すとはどういうことか?

売らなければならない理由があると考えるのが普通ではないでしょうか?

例えばアテルイの里の場合、地主さんから「一人1区画で30人別々のオーナーをつけて欲しい」という要望があったのです。

 

例えば高利回りの物件を売りに出すということは「少しでも早くお客さんをつけて契約を決めたい」というディスカウント商品ではないでしょうか?

売りづらい商品を値段を下げ、利回りを上げる形で売り抜こうとしている可能性があります。

 

販売側に何かしらの事情があったのかもしれません。

そういった業者さんに数千万レベルのお金を支払うと言うこと自体がリスクであり、そのリスクに対するプレミアムが高利回りなのです。

 

結論 低リスク中リターンが太陽光発電投資の魅力 であるならば・・・

太陽光発電の魅力は低リスクなことと利回りがしっかりとしていることです。

ですから業者リスク(完工リスク)が最大のリスクになります。

 

ここは無駄にリスク背負い高利回り案件を狙うよりも、中利回りの案件を2つ購入したほうが投資としてはうまく回るように思います。

 

 

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