東北電力管内で太陽光発電の全量売電をやっている人は気がついているかもしれません。
東北電力管内に低圧の全量売電という発電所は実はないのです。
東北電力管内で低圧の太陽光発電所を持っていらっしゃる方、一度電力の技術回答を見直してみてください。
「余剰」としっかり書かれていませんか?
東北電力管内は実は「全量売電」で申し込んでも容赦なく「余剰売電」で回答がくるんです。
これはなぜなのか?
東北電力に問い合わせてみた所「低圧の太陽光は余剰扱いだ」という一義的な回答でした。
推測ですがパワコン用の電気を引いてくる契約で全量回線を使ってしまっていて、同じ住所に電線を引いてくるのに余剰の回線をつかうという論理なのかなぁと勝手に思っています。
一方、中部電力管内の当社のクライアントさんは50kW以下の全量と10kW以下の余剰を同じ地番で引いてきています。
同じ法律で地域独占の電力会社に接続検討を申し入れ、こんなに結果が変わってくるというのはちょっと納得いかない所です。
この余剰問題で一番詰まったのは実は事業認定のパネル変更をしかけた時です。
通常に全量にチェックをしてパネル変更をすると不備が帰ってきたのです。
不備理由は「電力会社の接続同意資料には余剰と記載されている」と言うものです。
びっくりです。
思いっきり全量で申し込んでいたんですが。。。。
またこの事業認定の全量・余剰のチェックはみなし認定移行手続きでは発生しないんです。
だからパネル変更で不備が出てしまったんです。
電力会社も謎。
経済産業省も謎。
謎システムで認定を受け、謎ルールで連携をする謎のビジネス。
それが太陽光発電投資・・・
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