冬休みに何冊か本を読みました。
地方消滅 – 東京一極集中が招く人口急減 (中公新書)この地方消滅は2014年に書かれた本です。
書かれていることはいたって当然の内容が書かれています。
・子供を産める親の数自体が昔の半分に成っているんだから出生率を2にしても少子化は止まらない
・結婚する確率も下がっているのでさらに加速度的に進んでいく
・そんなことは20年前にすでに予測できていることであるが今泣き言言ってもしょうがない
こんなことを前提に勧められていく本です。
その通りで実際にこのテーマ自体は僕も昔からそう思っていました。
以前イワシはどこへ消えたのか―魚の危機とレジーム・シフト (中公新書) と言う本を読んだ時にも全く同じことが書いてありました。
冷静に考えると水産資源を管理できずに世界中から叩かれている日本ですから、子供の数なんてとても増やせるわけがないと言うのは当然のお話かもしれません。
ちなみに子供を産める年齢の親の数が昔の半分に成った今、昔の水準に子供の数を増やすには出生率は4である必要があり、さらにそれを15年以上続けていく必要があります。
その頃ようやく生まれてきた子供が親になるわけですから少子化対策の成果が出るまでには15〜20年の時差がかかります。
FIT制度と同じ感覚ですね。
しかしその間に社会が負担する「子育て負担」を「過去世代の方が重要」とか「無駄だ」と感じてしまっているのが今の日本です。
これらの事実を見るのは難しくないが、子供に語るのが難しい
僕がやりたくないのは二人の息子たちに「君たちの未来は壊滅してますよ」というふうに情報をインプットしてしまうことです。
1977年生まれの僕はいわゆるロスジェネ世代で前後の世代よりも生涯年収が少なそうであることは予測がついています。
年金なんてまともにもらえるとは誰も考えていない世代だと思います。
しかし、僕らの世代は子供達から見たらすでに「世の中を作ってきた世代」というふうに見られるはずです。
一方でこの本には子供に伝えやすい内容も書いてありました。
専業主婦は2億円損をする【期間限定 無料お試し版】この本はまだ半分しか書いてないんですが、子供に伝える前向きの情報がわかりやすく書いてありました。
前提条件は前の2冊と同じなんですが、一方で「子供はこれからの日本の社会では超希少資源に成る」という内容です。
もちろん全員がそうなれるわけではなく、希少な資源に自らなっていく必要があるのは当然なんですが、伝えるべき希望が書かれているのは僕にとってありがたいことです。
しかし、サラリーマンが読むとなかなか辛いかもしれません。
いや、だからこそ余計読むべきかもしれませんね。
・日本のサラリーマンは世界で有数の満足度の低さである
・実質的には残業時間が評価される謎の国である
・男女平等ランキングが世界でもトップクラスの低さである
・結婚して子供を産んでからの絶望的な男女差別
・だからこそ世の女性は諦めないでほしい
そういった本です。
冬休みは終わりましたが、もう2、3冊読むべき本が残っているので読書生活はしばらく続きそうです。
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