コメントで「オムロンKPMからパワコン交換をして出力が上がるか?」という質問をいただきました。
ありがとうございます。
僕の見解は「そこまで大幅には上がらないだろう」という結論です。
理由は単純でKP55Mの変換効率は95~96%。HUAWEI 4.95kWは98%というのが公式なデータです。
上がるは上がるのですが、誤差の範囲だと思います。
それよりも僕が注目するのは事業体としてのキャッシュフローです。
僕の場合は東北電力の代理抑制が年間7〜10%くらいかかると予想しています。
これが遠隔制御になると2%以下になるはずです。
250万円の売電収入の発電所ですと、年間15万円近辺の差が出てきます。
また、KP55Mの保証期間がもうすぐ切れる状況でしょうから、2〜3年後には故障した際は有償でメーカー対応という形になるはずです。
ここでもキャッシュが出ていきますよね。
こういったキャッシュフローの悪化と交換費用を比べた時に「交換した方がいい」という結論に達したのが私の状況です。
攻撃的な結論というよりは防衛的な結論です。
参考になれば幸いです。
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