パナソニックとNTTスマイルエナジーが出してきた卒FITプランが驚きの16円でした。
これはどういう事かというと、10年余剰買取プランが終わり、自由契約となった電気をkWhあたり16円でNTTスマイルエナジーが買い取りますよと言うもの。
NTT西日本子会社のNTTスマイルエナジー(大阪市)と共同で「卒FIT」世帯向けに買い取りを始める。大手電力会社の一般的なプランの買い取り価格は7~9円が多く、パナソニックの最大16円は高い。NTTスマイルエナジーの川村暢取締役は「16円は私の知る限りで最高額」と話した。
パナソニックの蓄電池やエコキュート(省エネ型電気給湯器)、NTTスマイルエナジーの太陽光発電監視システムを新規に導入した家庭が対象となる。パナソニックは高額の買い取り価格を提示することで、蓄電池の普及を促す。
ただし、条件があります。
それはパナソニックの蓄電池+エコキュートとNTTスマイルエナジーの監視装置を取り付ける事。
そうなんです、これが条件。
14円で善良売電をやっている僕らからすると「だったら16円でそっち行ったほうが事業性があるのでは?」と思ってしまいますよね。
当然そうは問屋がおろしません。
蓄電池を入れて色々とパナソニックセットを入れないとダメなんですから低圧事業用太陽光では厳しいでしょう。
しかし、16円は無理でも8〜10円前後では買ってくれそうな雰囲気
他の電力会社の動向を見ていると、低圧太陽光も買い手がつかないわけではなさそうです。
After FITの経営学2 売電単価から解放されるとどうなるか
21円の時代に書いたブログ記事ですが、この考え方は今でも同じ。
いやむしろより顕著になってきます。
21円から7円だと売り上げは3分1になってしまいます。
しかし14円からだと50%減ですみます。
つまり20年以降の経営がより成り立ちやすいのは低単価の発電所なのです。
これからの太陽光は20年計画ではなく、25年や30年の計画で作ってみても面白いかもしれませんね。
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