田淵三相9.9kW5台からHUAWEI4.95k W10台へ交換した発電所のリパワリング結果です。
元々はこれ
田淵9.9kW 5台 (25ストリング 10直が20ストリング 8直が5ストリング)
これを色々と考えた結果HUAWEI4.95kW10台に変更しました。
まずは工事費を削るためにそのまま2ストリングと3ストリングを混在させる形で構成しました。
2ストリング5台、3ストリング5台という形です。
しかしグラフを見たりデータを見ていると我慢ができなくなってきました。
結果、自分でDC側の配線をいじり12直列20ストリングに修正をかけた形です。
さて、大雑把にデータを見ていくとこんな感じ。
交換前 100%
25ストリングでPCS交換 102%
20ストリングに最適化 106%
分割発電所なので隣に田淵のままのお客さんの発電所があります。
ここのデータを見られる状態なのでベンチマークが可能。
これは業者の特権ですね。
この発電所は40円単価で年間6.5万kWh発電します。
6%というと3900kWhに相当します。
年間156000円です。
これの他に代理制御が推定20万円ほど発生するはず。
なので年間のCFは35万円ほど良くなる計算になります。
概ね250万円ほどかかりましたが、まぁギリギリペイしますね。
そして田淵の故障地獄、交換地獄(推定年間25万円)が浮くわけですから勝利です。
勝利。
素晴らしいお金の使い方でした。
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