ムラブログをご覧頂いている方はご存知の人も
多いとは思いますが、念のため報告です。
再生可能エネルギーの調達価格を決める
調達価格等算定委員会が今月4日開催され、
2020年度の太陽光発電の調達価格(買取価格)
について委員長案を取りまとめました。
■10kw未満(余剰発電のみ)
26円/kWh(出力制御対応機器設置義務あり)
24円/kWh(出力制御対応機器設置義務なし)
■10kW以上50kW未満(余剰発電のみ)
13円/kWh
■50kW以上250kW未満
12円/kWh
■250kw以上
入札
*調達期間はすべて据え置き
今年度末までに正式決定されますが、例年委員長案が採択されるので、
ほぼ決定ですね。。
10~50kW未満の小規模事業用太陽光発電設備は、
自家消費型で災害時に電源として活用できること等、
具体的にはFIT認定時の自家消費計画や運転開始後の自家消費率30%以上を
認定要件として設定しています。
今までの野立てで自家消費するのは現実的に難しいので、
従来の低圧発電所は原則設置できないと思ったほうがよさそうです。
50kw以上の高圧しか難しくなっていきそうです。
今までも過積載などの新しい対策で乗り切り、それが規制
されるといったことを繰り返してきているので、
何らかの対応を考える人は出てくるような気もします。
今年度までに認定を受けている発電設備は
新認定要件の「自家消費率」の対象外ですが、
後出しじゃんけんで何を言ってくるか分からない
のが個人的には一番怖いところです。
あとは中古(セカンダリー)案件でしょうか。
通常であればセカンダリー案件も活発になっていくのでしょうが、
後出しじゃんけん的な不確定要素が多いので、二の足を踏んで
しまう人も多いと推察され、何とも判断がつきません。
以上です
以上です
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