太陽光とは直接関係ないので興味の無い方は
読み飛ばしてください・・・。
新型コロナウイルスの話題が世界でもちきりですが、
個人的には、断片的な情報だけが一人歩きしてしまい、
不安だけ煽っているような印象を受けます。
歴史上も新種の病気が発生すると、同じようなことが
発生しており「歴史は繰り返される」なのですが・・・。
大学で公衆衛生学を学んでいた私の考えを述べたいと思います。
あくまで私の考えですので、最終的には自己判断での対応を
お願いします。
世の中で100%断定できるものなど存在しないので、
100%絶対に正しいとは言い切れませんが、
過去のエビデンスに基づいてより確率の高い考えを
導き出すことは可能です。
もちろん、油断せず、細心の注意を払うことは疑う余地が
ありませんが、とはいえ、必要以上の過敏な対応も不要と
いうことです。
例えば、健康な状態で持病でも高齢者でもないのに、
いつでもどこでもマスクをしていませんか?
マスクは極端に混雑した狭い空間では、感染防止効果が期待できる可能性がある
と言われていますが(それでも可能性があるレベルです)、
予防効果は ほとんどないと言われています。
(もちろんゼロではないです)
基本マスクは感染拡大防止が大きな目的です。
罹患者の飛沫拡散防止が主な効果ですので、
疑わしい場合、罹患者は迷わずマスクをしてください。
一方、健康な方は原則マスクは不要と考えます。
マスクが必要でない健常者が、こぞってマスクを購入することで、
本来必要である、持病の方、高齢者、医療関係者にマスクが
行き渡らないのは問題です。
もちろん、持病の方、高齢者の方は、重症化するリスクが高いので、
マスクをして、全力で感染防止対策をしてください。
個人的には健常者は、例年の冬と同様のインフルエンザ対策を
行えば良いと思っています。
個人的にはとにかく手洗いだと思っています。持ち歩けるアルコール消毒液も効果的。
先日も死者が1名出たとニュースで大騒ぎでした。
毎年インフルエンザで国内で何名の方が命を落とされているかご存知ですか?
インフエンザから肺炎などになって死亡した人は、
経過死亡概念という考えでいくと1万人程度いると推定されています。
仮に流行期間を約4か月とすると毎日100名程度がインフルエンザで
亡くなっていることとなります。
しかも、本日時点で3名の死者はいずれも高齢者です。
アメリカでも既に今期はインフルエンザで1万人以上が無くなったという
ニュースが流れていましたね。
もちろん油断は禁物ですが、今回の新型コロナウイルスが、
エボラ出血熱のような特別に恐ろしい病気でないことを認識して、
予防対策をとるべきと考えます。
一番の対策は健康で抵抗力のある体作りです。
先日、とある大学病院の医師と話す機会があり、今回の一連の件を話したところ、
その通りだとの認識でした。
「意見は 完全に 一致しました」
この考えが100%正しいとは言いませんが、今後の対策の一助として
参考にして頂ければ幸いです。
以上です
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