「みのむし、いとあわれなり」。清少納言が枕草子に記し、
俳句の季語として親しまれてきたミノムシ。昔は街路樹など
からぶら下がる姿をよく目にしましたよね。
子供のころ、ミノムシを取って、中がどうなっているのか見たり
していました。
今考えると残酷なことをしていたものです。
そのミノムシを見る機会が、最近すっかり無くなったと思いませんか?
我が家の庭でも、ミノムシを見ることが無く、
子供も「ほとんど見たことが無い」と言っています。
先般、新聞の記事に、その内容が掲載されていましたので、アップ
しました。
やはり、外来種の影響でミノムシは激減しているようです。
ミノムシは正式には「オオミノガの幼虫」ですが、
それを、外来種の「オオミノガヤドリバエの幼虫」が食べてしまう訳です。
詳細を知りたい人は記事を読んで頂くとして、
簡単にまとめると、
オオミノガが食べる葉にオオミノガヤドリバエが小さな卵を産む
↓
オオミノガの幼虫が葉と一緒に卵を食べる
↓
オオミノガヤドリバエの幼虫が孵化
↓
オオミノガがの幼虫はミノムシになることなく終焉を迎えるか
ミノムシになっても、終焉を迎える
という流れです。
自然は想像もつかないほどダイナミックに動いています・・・。
最後に画像をアップします。少し気持ち悪いですがご容赦ください。
以上です
コメントを残す