太陽光発電のパワコンの出力抑制ルールが追加されたことは、
記憶に新しいですが、その後、電力会社に確認しても、
「よくわからない」
といった回答でした。
今までルールに対応しているパワコンが無いに等しかったですから、
電力会社の方もかわいそうですよね。
そして、ついに田淵電機から今回のルール対応パワコンが発売されます。
マルチストリングスで使い勝手が良いので、田淵電機のパワコンを採用
される方が多いと思いますが、さらに選択する理由が増えたのでは
ないでしょうか?
(以下引用)
時間単位で出力制御 新ルール対応、田淵電機の小~中規模用パワコン
田淵電機(大阪府大阪市)は8日、1月26日に施行された新たな出力制御ルールに対応する太陽光発電用パワーコンディショナ製品「EneTelus(エネテラス)」の出荷を4月より順次開始すると発表した。同社は省令改正後、パワコン製品の新ルール適応に取り組み、三相9.9kW、単相9.9kW、単相5.5kW、単相4.9kWなど遠隔出力制御に対応した全モデルについて3月中にJET認証を取得した。同社パワコン製品は従来より、リモコン(単相用)、マスターボックス(三相用)という機器により情報蓄積および外部通信が可能な制御システムを採用しており、いち早い対応を実現したという。例えば、中規模・防災施設等の太陽光発電用三相9.9kW、および戸建て住宅・集合住宅等の太陽光発電用単相9.9kW製品では、パワコン本体に「出力を指定された率で制限する機能」を搭載(力率一定制御対応は80~100%)。また、それぞれマスターボックスおよびリモコンに、将来必要と想定される「時間単位で出力制御する機能」を搭載する。また、同社では、すでに自社の発電所において、クラウドによる双方向での通信機能を構築し、時間と制御率(0~100%)が指摘可能な制御システムの実証実験を完了し、電力会社の多様な方針にも即応できる体制を整備している。出力制御では電力会社サーバとの通信が必要となるが、野立てなど通信回路がない発電所でもシステムが使用できるよう、3G通信のパッケージも用意している。今後は、「EneTelusクラウド」を立ち上げ、遠隔監視サービスなどにより付加価値の高いソリューションを提供していく計画だ。
田淵電機は、変成器(トランス)事業と電源機器事業を手がける。1995年から太陽光発電用パワーコンディショナを中心としたインバータ事業をスタート。2011年に発表した「EneTelus」は、太陽光発電用パワーコンディショナを中心とするエネルギーソリューションを提供する事業ブランドとして展開している。
以上です
コメントを残す