最近話題になっている、ＦＩＴ価格に関する
パブリックコメントが発行されました。

過去の４０円や３６円といった価格の権利を
維持したままで発電開始していない案件の
ＦＩＴ価格を、現状に見合った価格に
下げようという政策です。

パブリックコメントが発信されたということは、
ほぼ施行されるということでしょう。

確かに部材や施工価格の低下を狙っている業者も
あるとは思いますが、様々な理由で着工できて
いない案件もあると思います。
そういった案件も、全く例外なしにＦＩＴ価格を
下げるようです。

既に先行投資している人もいると思いますので、
そういう人はきついと思います。

今回の政策意図は、資料に記載されている
これを是正することが最大の目的と思われます。
しっかりと赤で囲んでいます・・・。

意図は理解できるのですが、朝令暮改はいかがなものかと。
これだけ目まぐるしくルールが変わると、
再生可能エネルギーの普及にブレーキが
かかりねません。

今までは金融機関に対しても「国のお墨付き」と
言えば納得してもらえましたが、最近は金融機関からも
「将来どうなるかわからないから」
と言われてしまいます。

今後は、国民負担を軽減できる施策であれば、
何でもありだと覚悟を決めてかからなければ
いけないと思います。

以上です

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