一般的にパネルとパワコンの容量はほぼ同じにするのが普通と
言われてきました。
例えば、40kwのパネルに40kwのパワコンという仕様です。
FITが始まった3年ほど前は、ほぼこのような組み合わせしか、
ありませんでした。
最近では「過積載」と言われる発電所が増加しているように思います。
例えば、50kwのパネルに40kwのパワコンといった仕様です。
パネルはその容量フルで発電することはほぼ無いので、50kwのパネルを
設置しても50kw発電することはまずありません。それを利用してパネルを
多めに設置する(パワコンを減らす)というものです。
その場合、春先などの発電量の多い季節で発電量がパワコン容量を超えてしまい
抑制がかかることがありますが、その割合はごくわずかと言われています。
一方で、パネルやパワコンに将来どのような影響が出るのか、今のところ
きっちりとは分かっていません。
まだまだ、分からないことも多いのですが、兵庫第三発電所では、
53.9kwのパネル+39.6kwパワコン
の仕様にしました。
(写真は電気工事中の4台のパワコン)
パワコンメーカーさんに、「これ以上過積載しないでください」
と言われましたので、このパネル枚数にとどめました・・・。
普通に考えるとパワコンが1台少ない仕様です。
またCTが不要なので連系費用も18万円程度と安かったです。
今のところ快調に発電していますので、発電量等を追ってご紹介していきたいと
思います。
以上です
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