色々と計画を作る前に、太陽光発電で使う単位kWとkWhについて整理をしておきます。
太陽光発電所など発電所においてはkW(キロワット)、kWh(キロワットアワー)といったような二つの単位をよく使用します。
kWはその発電所の電気の出力能力を示すものです。瞬間的にどの程度発電するかを指しています。
例えば良く聞くメガソーラーとはMWクラスの発電所を指していて、晴れている時には1MW以上の発電をするだろうと思われる設備のことを指しています。
ただ、ご存知のとおり、太陽光発電所は夜は発電できないですし、少し太陽に影が出来ただけで発電する量が減ってしまいます。
このような1日、1月、1年などの時間で発電する量を表した単位がkWhという単位になります。
1kWhとは1kWの発電を1時間続けたものです。
添付資料の例など、電機業界ではkWとkWhを水道にあらわして例えることが多く見られます。
一度に出す水道の量をkW、お風呂などに貯めるなど、出してしまった水道の量をkWhというように比較するとわかりやすくなりますでしょうか。
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