随分と昔に基板加工完了(侵入連絡カメラ製作4)で紹介すると言っていた排気装置を紹介する。
発電所のうちの一つはパワコンは小屋の中に設置している。パナソニックのVBPC340などのパワコンは空冷式なので特に夏場の温度上昇が気になる。
温度が高いとやはり電解コンデンサの劣化が早まり、パワコンの寿命が10年といわれている大きな原因でもある。できれば20年間使いたいので、当初からファンを別づけで強制的に冷却するようにしてある。冷却した空気を小屋の中で循環すると結局小屋の温度が上がるので、小屋の外に排気するようにしてある。
パワコンの上部とファンとの取り付けについては、(表現が難しいが)四角い漏斗のようなものを自作した。
ベニア板やブリキを加工して作成してものいいのだが、余った汚いプリント基板と基板加工機があるので、それで作成。
同じものをたくさん作るなら工作精度もよくてファンを取り付けるのも簡単だし。
上の部分は木で大工の父に作成してもらった。逆L字型になって小屋の外に排気するようになっている。
下記は最近メンテナンスのために中身をあけて確認してみた。すでに4年ほど動作しており少し埃もついていたがまだまだ問題ないようだ。この手のファンは普通に買うと結構値段がするが、廃棄されるコンピュータから外したものが安く売られているのでそれを使用。(全部で9個も使用しているので)。20年のうちでは途中で交換が必要と考えてメンテナンスしやすくした。
電源は小屋の屋根の上にこれ専用の小さなソーラーパネルをつけてある。
それをファン用の12Vに変換。ちょうど日照りが一番厳しい時間帯にフルパワーで動作してくれるのでまさにピッタリ。逆に雨の日などにはファンは動作しないのでこれまたピッタリ。
夏場は普通は小屋の中は暑くて入っていられなくなりそうだが、パワコンの排気装置のおかげで逆に涼しくなって快適だったりする。
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