レンズとレンズの間に水が染み込んでしまわないように、どうしようかと考えて見た。
レンズと赤外線の前にどっかで見つけてきた透明のキャップのようなものを被せようかとも思ったが、近いだけに夜間に赤外線がONになると多分ものすごい反射で見えなくなってしまうと思われる。
昔全体を透明のケースの中に入れるというのをやってみたことがあるが、昼間は多少画像が歪んだりぼやけたりする程度なのはいいとして、同じく夜に赤外線がONになると多分ものすごい反射で見えなくなった経験がある。
なんとか画質を悪化させずに水を防ぐ方法はないだろうか。
レンズと枠の境界の部分にシリコンシーラントを塗るというのを考えたが、そんなに綺麗に塗る自信はない。
レンズにかぶせる小さいフィルターがないかネットで調べて見たが、ものすごく高い。IPカメラより高いとかありえん。
いろいろ考えたが、レンズのすぐ前にアクリルをまるく切り抜いたものを置いてその隙間を防水すればいいのではないだろうか。アクリル板は透明度的には優れていて、しかも光による劣化にもすぐれていて、表面の平面度も高く、前に被せても画質がちっとも悪化しない。
というわけで厚み2mmのアクリルを切り出して見た。基板加工機をつかったら素晴らしく楽だった。やる気になれば手でも削れんことはないけど、ここまで綺麗に早く削るのは無理。
サイズは直径 9mm, 10mm, 11mm。
それを下記のIPカメラのレンズの前にはめてみる。
9mmがちょうどいいようだ。これに黒色のシリコンシーラントを注射器に詰め直して横の部分に充填する。
すごくいい感じにできた。余りのアクリル板で作ったので材料費的には100円しないし。
ケースとかにいれてしまうとせっかくの画質が悪くなってしまうのだが、今回の方法だど画質は一切悪くなっていない。素晴らしい。
ちなみにいままでのスマホで侵入監視カメラ関係の記事はこんな感じ
屋内用の監視カメラを防水化その3
屋内用の監視カメラを防水化その2
屋内用の監視カメラを防水化その1
中国製格安IPカメラのその後
中国製格安IPカメラは使えるのか?
自動撮影カメラ
手配線はやめて基板加工機を使うことにした。(侵入連絡カメラ製作1)
基板の設計(侵入連絡カメラ製作2)
基板レイアウトの最終確認(侵入連絡カメラ製作3)
基板加工完了(侵入連絡カメラ製作4)
ハードウェアの作成完了(侵入連絡カメラ製作5)
焦電センサの動作とWifi接続の確認(侵入連絡カメラ製作6)
感知リミッター(侵入連絡カメラ製作7)
Hangout問題(侵入連絡カメラ製作8)
遠隔監視で侵入者対策。
コンセントなしでも遠隔監視カメラを動作させる
侵入監視カメラの焦電センサ基板の改良
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焦電センサ基板にチップ部品を取り付け
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