太陽光発電の遠隔監視装置を自作パワコンのデータ解析1

パワコンからデータを抜き出してきたので、流れているデータを解析してみる。

そのままだと分かりにくいので、データを区切ってテキストエディタに貼り付けてみる。

まずは先頭のデータを見つけるのが重要。テキストデータだと流れてくるデータを目でみていると大体想像つくけれども、バイナリデータだと化け化けのうえに表示されない文字列だったりするのではっきりわからない。

無理やり現場でテキストでみている限りではVHの文字が先頭に見えていたようなので　V(0x56), H(0x48)を先頭にして並べてみた。あと同じデータのところを見やすいようにずらして表示。

データの長さは固定長で何種類かのデータが流れているんじゃなのかと予想していたのだが。。。

どうもデータが可変長っぽい。可変長にする必要ないと思うんだけど。本当か?

この発電所はパワコンが3台構成で、一括制御リモコンでは各パワコンの発電量と積算電力、および全体の発電量と積算電力が見られるようになっている。またリモコンには運転/停止のスイッチがあって一括制御できるようになっている。あとLEDで連携/自立の表示がある。

というわけで、流れてはいるものの使ってないデータもあるかと思うが、全体の発電量と積算電力はリモコン側で計算して出すことができると考えると、少なくとも、各パワコンの発電量と積算電力、現在の状態、それとリモコンを外すとそのうち発電が止まることからリモコン側からの運転/停止のスイッチの状態を含めた何らかの応答が返っていると考えられる。

いくつか抜き出して並べるとV(0x56), H(0x48)で始まり、0x0A, 0x0Aで終わるデータでまとまっているようではある。