ちゃっと間が空きましたが、先週検査依頼のありました発電所の状況をちょっと書きました。
依頼は、事業者からEPC業者に発電量が低いみたいだけど、何でかな?という問い合わせから
検査依頼になりました。
遠隔監視データを見ると確かに天候で発電量が暴れているのが分かります。
でもなぜと思いながら検査しました。
現場に行ってビックリしたのが、10度なのに縦置き2段で、パネル下部に雨水と汚れが溜まっています。
また、PCSの力率設定を事前に確認したのですが、EPC業者もわからず、シュミレーションデータも
不明のため、何を基準に発電量が低いのかが不明の状況で検査しました。
結論から行くと、もともと発電シュミレーションがいい加減であったという結論になりました。
ただ、雨天後雨水のたまりが原因で、一部の発電が死んでいるのは間違いない状況でした。
また、シュミレーション時過積載をしても力率設定の状況では、あまり効果がないこともあります。
この点をきちんと理解しているEPCを選ぶことが、効率良い発電ができる太陽光発電所を作るポイントです。
皆様の発電所も一度この点を見直すと、より発電状況が改善できますよ。
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。