発電ムラちゃんねるの撮影で自分が管理している発電所に行ってきました。
セイタカアワダチソウやチガヤ、ススキはかなり目処が立ってきたので一安心なんですが、おかげで開いた土地にスギナが繁殖してきています。
さてどうしたものか。
このブログ記事でも書いた通り、新潟の発電所に関してはスギナは天敵ではありません。
理由はスギナは伸びても40cmまでで、一方で発電所の架台は1mあります。
ですから、極端な話、全面スギナに覆われても発電上は大きな問題はないのです。
これは昨年12月に撮影した発電所の写真です。
もうすぐ完全に冬枯れでこのような姿になります。
スギナも冬は枯れて茶色になります。
しかし、、、地下茎は元気そのもの
スギナは冬枯れしたと言ってもそれは落葉樹が葉を落としたようなもので、本体は立派に残っています。
地面の下に。
スギナは地下1mくらいまで地下茎をはりめぐらせるそうです。
地下茎というと「地下に丈夫な根っこがあるんだな」と思う方もいますよね?
違います!!!
地下茎植物の地下にあるのは根っこだけでなく、茎そのものなのです。
そして、その茎の一部にデンプンのような栄養を蓄えているわけです。
根から再生するのではなく、茎から再生するから成長が早いわけです。
スギナを枯らすには
このスギナ。
セイタカアワダチソウやチガヤ、ススキと同じタイミングで噴霧しても全然効きませんでした。
強いなぁと思っていたら、理由が2つあったようです。
1 グリホサートの濃度が低い
僕は30倍希釈をイメージして散布していました。
単年草であれば50倍でも効くのですが、多年草であれば30倍くらいでないと効かないのです。
しかし、スギナは25倍希釈くらいでないと効かないようです。
25倍希釈です。
30倍では効きが足りないのでしょう。
2 散布時期が悪い
同じ資料にこんな図が載っていました。
グリホサート剤の散布でスギナを抑制するには生育最盛期に散布するのが効率的という記事です。
なるほど。
時期。
これはあまり気にしていませんでした。
もう現地では枯れ始めているので衰退期です。
来年の最盛期にこれを試してみようかなと思います。
雑草対策は知識を入れ続ける必要がありますが、これで楽になるのであれば話は簡単です。
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