ソーラーフロンティアは影に強い!
そんな評判をお聞きになった方は沢山いらっしゃると思います。
ではなぜ影に強いのか?
その影に強い特性を生かしてどんなことができるのか?
ご存知でしょうか?
もちろんご存知な方も沢山いらっしゃると思うんですが、今回は改めてその威力を知ったので思わずブログ記事にすることにしました。
上の写真は某ソーラーフロンティア社のパネルを採用した発電所の写真です。
ぱっと見で何か気づくかたはいらっしゃいますでしょうか?
写真を見ながら3秒考えてみてください。
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はい、この写真実はパネルを縦に並べた「縦置き配置」なんです。
ここが一つのミソです。
ソーラーフロンティアのパネルは長方形の短手方向に電気が流れます。
そしてその方向に影が差しても、その影の面積だけしか影響を受けないという特徴があるからです。
(逆にシリコン系ではバイパスダイオードの範囲でダメージを食らいます。ちょっと影が差しただけでそのパネルおよび、そのストリングのそのパネル以降のパネル全てがダメージを食らいます。)
ではなぜ縦置きが有利なのか?
縦置きにするとその南側のアレイとの離隔を狭くすることができるんです。
(縦置き&横ストリング)
つまり最初から日陰になることを織り込んで「集積配置」をしてしまおうというもの。
実際に配置してみるとわかるんですが狭い土地や形の不揃いな土地ではこれがもう抜群に効いてきます。
次回の記事では実際にモデルとなるような架空の事例を作って集積配置の威力をご紹介しようと思います。
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