太陽光発電パネルには通常10年〜12年の製品保証と20年〜30年の出力保証が付いています。
一方パワコンは1年保証から20年保証までメーカーによって様々ですがこれはパワコンには稼働部品があり、必ず壊れる物だという前提があります。
そもそもメーカー保証とは何か?
太陽光パネルには製品保証と出力保証の2種類の保証があります。
この保証の中身を正確に答えられる方は案外少ないのではないでしょうか?
製品保証(10年〜12年)
こちらは製品の出来を保証する物です。
パネルのフレームがきちんとしており、ジャンクションボックスとケーブルも健全であること。
定格容量通りの発電をして、電圧、電流、温度特性共に適正であること。
こういった出荷した製品がきちんとした状態を維持していることを保証しています。
出力保証(20年〜30年)
こちらは保証しているのは製品ではなく、出力そのものです。
285Wのパネルであれば285Wの出力であること。
これを基準に「10年後に90%以上、25年後に80%以上の出力を維持していること」などの閾値(割合と年数)をメーカーが独自に定め、それ以上の出力であることを保証しています。
では保証があるから安心なのか?
これはまた違います。
保証があっても安心出ない理由は2つあります。
1 パネルメーカーは倒産する可能性がある
パネルメーカーは当然ながら倒産する可能性があります。
最近ですとドイツのソーラーワールド社が倒産しましたよね。
パネルメーカーが倒産すると当然ながら誰もそのパネルの出力の保証対応をしてくれません。
2 事故や自然災害にはメーカー保証が効かない
実はメーカーが保証に応じないケーがたくさんあるのです。
自然災害(落雷、雪害、風災、火災など)
盗難
いたずら(投石など)
これらはメーカー保証の範囲外です。
メーカーが保証するのは「なにも事故なくメーカーの想定通りの使用状況だった場合」のみです。
それ以外の事象があった場合には保険で適用する必要があります。
パネルのメーカー保証を受けるためには
製品保証は比較的利用しやすい保証です。
何もしていなくてもパネルが自然に割れた。
ケーブルの被覆が劣化した。
目で見てわかりやすいですよね。
一方出力保証はと言うと、出力がどのくらいになっているのかをしっかりと立証する必要があります。
仮にメーカー側に検査を依頼したとします。
しかしメーカー側の検査で閾値以上の出力が出ていた場合は交換に応じてくれません。
逆にしっかりと出力が落ちていれば交換に応じてもらえます。
パワコンメーカーの保証も色々と癖があるんですが、それはまた明日。
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