今日はある意味初心者向けのお話しになります。
僕も十分初心者なんですが、僕よりもさらに後から始められた方もたくさんいらっしゃると思います。
「再エネでエネルギー自給率200%を実現する太陽光発電ムラ」の精神に則って「普及」の意味で書いてみようと思います。
このパネルは低圧で何枚まで過積載ができますか?(何kw載りますか?)
というお話しを時々お聞きします。
認定容量(パネルかパワコンの低い方の合計容量)が50kW以上になると「高圧設備」と認定され、高圧で受電するための「キュービクル」という設備が必要になります。
また保守では主任技術者による保安が必要となり、外注費用や選任が必要になります。
そこを避けるべく、手軽に投資できる道として選ばれてくるのが低圧太陽光発電という世界です。
49.9kW以下であれば上記の追加コストを避けることができます。
また土地も800平米から1500平米くらいで実施することができ始めやすいと言うのもいい点です。
ではその低圧太陽光の利益率を上げていくにはどうすればいいか。
その一つの鍵が過積載です。
なぜ過積載なのか?
過積載は50kW以下のパワコンにどれだけ多くのパネルを積んでいくかと言うお話しになります。
以前は49.5kWのパワコン容量に70kWのパネルを積んでいたら過積載と言われていました。
今ではそれがエスカレートし、90kW越えや100kW越えなんて案件もでてきています。
太陽光発電でお金を生んでいる実態は太陽とパネルです。
そう考えたときにお金を直接生まない投資は何かと言うとパワコンや架台や土地や工事費です。
これらを可能な限り抑えつつ、パネルを最大化することに注力する。これが過積載の基本的な戦略です。
過積載のメリットとデメリット
過積載のメリットは何と言ってもパネルが増えることです。
言い換えるとパワコンの稼働時間が増えることです。
パネルが100kW、パワコンが49.9kWという発電所があったとしましょう。
パワコン容量分しか売電できないのでもっとも日照条件のいい瞬間は発電電力は約50%捨てる計算になります。
(パネルの直流から送電線の交流に変える役割がパワコンの役割です)
過積載のデメリットは明白です。
この捨てている電力とパワコンの稼働時間が増えて故障確率が増すことです。
なんですが、パワコンの稼働時間が増すことはデメリットなんでしょうか?
これが過積載を容認するか否定するかの分かれ目だと思います。
パワコンは夜や天候の悪いときはあまり稼働しません。
パワコンはモーターの逆反応(直流を交流に直す)なので稼働部分があり、働けば働いた分消耗します。
逆に言い換えると、パワコンが働いた分だけしか発電所は売電しないとも言えます。
そう考えると実は太陽光発電所の収益率を最大化するためには「パワコンの稼働率をあげる」ことが最大の効率化なのだと言えると思います。
これが過積載の思想です。
過積載できるか?できないか?
過積載をすべきか、すべきでないかの前に考えることがあります。
それはできるかできないかです。
1つは土地条件。
パネルは土地に対して正比例的に増やすことができます。
当然広ければたくさん載りますね。
もう一つはパワコン条件です。
49.9kWよりも低い容量でどれだけのパネルが乗るか。
これは実はパワコンの仕様が決めています。
ポイントは入力数と電圧です。
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