今日はちょっと変わって小学校のお話。
ノーメディアデーというチャレジ指令が時々学校からくるのです。
ノーメディアデーというのは「TV、スマホ、タブレットなどを見ない時間を設け、家族のコミュニケーションの時間を増やそう」と言うものです。
ノーメディアデーの言わんとすること
最初に僕がノーメディアデーと聞いて感じたのは「え?新聞とラジオはいいの?」と言うもの。
多分、これはメディアとの関係を切ろうという目的ではなくて子供がTVやゲーム、youtubeにはまっている時間を別のことに作べきではないかという意図なのでしょう。
つまり、ICT(情報通信機器)とゲームから手を離す時間を作りたいということなんでしょう。
ICTの使用を制限するよりも先にやるべきことがあるのではないか疑惑
学校の先生が(先生ではなく教育委員会か?)ICTのデメリットを教えるよりも先にすべきことがあると思うんです。
それはICTの使い方や便利さを最大限に引き出す方法を教えるべきではないかということです。
デメリットを教えるよりも先にメリットを教えるべきですよね。
僕ならまず小学生が聞いたことがない単語をテーマにし、「これを調べてまとめて発表しよう」という経験を何回かやらせる授業をしたいです。
最初はおそらく全員似たようなサイトから似たような話をまとめてきてほとんど同じ結果になるはずです。
しかしそれは実はフェイクニュースだったりしますし、科学的にも疑問が残るページの可能性もあります。
ネット端末は誰でも自由に調べられることが最大のメリットですが、一方で「嘘の情報を見抜くことが難しい」というた特徴もあります。
聞いたことがないテーマを調べ、正しい情報までたどり着く技術
こそ、現代の学生に必要なスキルだと思います。
圧倒的に便利なネット端末。
それを使いこななせるようになるための練習はどんどんさせるべきですし、ものを教える側にも必要なスキルのはずです。
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