実はとても簡単な低圧の設備利用率 低圧太陽光発電の理論的最大値は年間43万kWh

設備利用率という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。

2018年11月16日に行われた直近の「調達価格等算定委員会」でも話題に上っていました。

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オレンジの点線は僕がマークした部分です。

直近の定期報告で上がった情報によると今回の調査では回答のあった全体平均の設備利用率は14.7%だったそうです。

ところが上位25%(トップランナー)では21%。

それだけ設備利用率が向上しているということになります。

設備利用率とはなんぞ・・・

そもそも設備利用率とはなんぞ。。。というお話です。

設備利用率はその施設が24時間365日フル稼働した時を100%とし、現在の発電所の稼働状況を示したものです。

これ、僕もなんとなくしかわかってなかったんですが、低圧だとめちゃくちゃ簡単だということに気がつきました。

低圧太陽光の場合、パワコン容量が49.5kWというのがほとんどです。

ですから 49.5kW × 24時間 × 365日 = 433,620kWh

これが分母にきます。
分母は一定なのです。

分子にはその設備の年間発電量がきます。

200%過積載の設備であれば10万kWh〜11万kWhの間くらいではないでしょうか?
60〜70kWの設備であれば6〜8万kWhくらいでしょう。

この年間発電量を43万3620kWhで割ってあげれば設備利用率が出るのです。

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例えば僕が購入した21円新潟の200%過積載物件は。。。

この計算だと。。。低圧200%過積載をした案件は21〜23%くらいの設備利用率になるはずです。

いきなりトップランナー入り。
なのかな。。。

ただこれは低圧の指標。
高圧だと1990kWの設備(特高直前)とかでない限り過積載は仕掛けません。

低圧と高圧の境目、高圧と特高圧の境目でない限りは130%〜150%の間くらいが適切なパネル容量だと思います。

20年の投資で考えた場合、パワコンを削って過積載率を上げるよりは適切な割合にしてピークカットを減らしたほうが得だからです。

過積載で得になるのはパワコンを減らす場合ではなく、過積載を増やす場合なのです。

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One Comment

ごましお

設備利用率を向上させるという方向性は適切だと思います。
しかしながらHowtoを抜きに論じるのは確かに乱暴ですね。
9-16時の平均出力だけを上げても系統安定に寄与するとはあまり思えないのですが、やはり低圧はピークシフトを意識せず、純粋に出力向上に研鑽しておけばよいということなんでしょうかね。

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