昨日、一番安いパネル断線検査キットeZ10シリーズのブログを書きました。
するとこんなコメントをいただきました。
yuki2822 2020年11月4日
ソラメンテ、高い段に届くかどうかが最大のネック、、
って思っていましたが、
「裏面から測定」
には目から鱗でした。
ぜひそこの部分、アピールしてくださいませ。
ありがとうございます。
そうなんですよ。
昨日と同じ動画ですが、開始時間をいじってみました。
「3段目4段目は届きません」と言うところからです。
何を検査しているのか
超基礎から説明します。
この動画でやっているのは「電流センサーでパネルが電気を流しているかの検知」です。
この前段階の検査でソラメンテeZ-10を使って「このストリングに断線がありそうだぞ?」と言うところまで確認ができている状態だと思ってください。
断線を含むストリングは10V近く開放電圧が低下します。
(開放電圧とはパワコンのスイッチを落とし、電流が流れずにパネルに日が指している状態の電圧)
ストリングを特定した後はオプションの電流センサーをつけ、電流測定モードでセンサーを一枚一枚当てていきます。
なぜ、3段目4段目が検査しづらいのか
なぜ検査しにくいのか。
それはオプションの電流センサーに付いているケーブルや測定棒の長さが足りないからです。
仕方がないですね。
地上高1m20度の発電所でも2段目までは届きます。
しかし3段目は届かないんです。
ではどうするかと言うと、、、
動画で紹介している通り、バックシート側から検査するんです。
表面のガラスより、バックシートの方が厚みが薄いので実は測定は裏からの方が楽なんです。
なんですが、雪国以外の低くて地を這うような発電所ではバックシートからのアプローチは逆にやりづらいはずです。
その辺は臨機応変に検査してみましょう。
ピッピピッピ当てていくのも楽しいもんです。
【eソラメンテ-Z eZ-10】低圧発電所のパネル点検はこれ1台でOK
ですが、あくまでも「故障ストリングを検知してから」にしましょう。
最初に当たりをつけてから行かないとまさに「日が暮れてしまう」状態になってしまいます。
ソラメンテは日が差していないと使えません。
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ご対応ありがとうございます
届かないと判断して購入は無いと判断していた、
eZ10シリーズですが、
バックシート側から対応可ということで
可能性出てきたと思っています。
(安価で簡単に届くのだったら買ってもいいなあって思ってます)
本当はメーカーがそのあたり説明出してほしいのですが、そうすると高いバージョンが売れにくくなるのかな、、
そのあたりは、いろいろな思惑があるかもですね~
微妙なところなんですよ。
テスターとロング棒付きの電流検知ソラメンテでも同じくらいの値段(ちょっと高いけど)なんです。
ただ、30万を切ると言うのが一つの目安なのと、eZ10はかなり小さいので持ち運びが便利な点がメリットです。
今度そのレビュー記事も書いてみます。